オーディオ機器の電磁波影響を軽減する

今回もまた、オーディオの音をよくすることの記載です。
テーマは、「オーディオ機器の電磁波影響を軽減する」です。

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<Photo Data>
この所、風景写真は不活発です。ずいぶん前のものですみません。季節が同じ頃のものを掲載致します。(2009/07/19撮影)

海老名市上今泉あたり、降雨後の雲に夕日と虹がかかりました。
Canon EOS5D MarkⅡ EF24-105mm f/4L IS USM 1/15 f/10
三脚撮影

オーディオの音に何となく不満があるという時、電磁波影響をチェックしてみてはどうでしょうか。
対策はアンプやスピーカー等への電磁波対策になります。
これらの全てを行うと透明度が増し、きっとコンサートの雰囲気も感じる様な「空気感」が得られると思います。

①RCA入力ピンをふさぐ
オーディオ機器にはいろんな電磁波が飛んできています。オーディオ機材自らが発するものもあります。こうした妨害波はオーディオ機器に入り込み、信号に重畳し雑味となって再生されます。音の調子がすぐれない理由の一つです。とても発見しにくいアイテムです。

妨害波は、アンプの入力端子をふさぐ方法で対策します。
信号の入出力はバランス端子を使用していますが、アンバランス入力が妨害を受けやすく、RCAピンで入力をショートさせます。
今回使用したショートピンは、D&Mホールディングスのアンプにおまけでついてきたものです。不足分をショップで分けて頂きました。全部で10個、左の下の写真の黒いモールドのショートピンです。
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市販品は、オヤイデLuxmanアコースティックリバイブのものなどが入手可能です。
テストしたコントロールアンプは、アキュフェーズC-2000です。10個のピンは、TUNER、CD、LINEと、写真には写っていませんが背面右端のEXTプリ入力に装着しました。
ショートピンの装着は前の投稿に記載しました様に、端子とプラグをクリーニングスティックで拭いてからさし込みます。

RECORDER PLAY端子は入力ピンですが、今回はショートピンの手持ちがなく今回はショートしません。
注意しなければいけないのは、RECORDERのRECとプリアウトはアンプの出力ピンです。出力端子にショートピンをさし込まないようにします(アンプが故障する可能性があります)。
また、Phono入力カードやスロットを装着していて使用していない場合、取り外すか他の入力より優先してショートさせます。フォノ入力はとてもハイゲインです。フォノをクローズすると、CD再生で、もしかすると霧が晴れるくらいの効果があると思います。

C-2000へのRCA端子のショートピン装着は未対策部分が残っていても、このままでも十分な効果が得られました。
(アキュフェーズのプリアンプC-2000はDACとフルデジタル接続専用機です。)
ショートピン対策したC-2000は、元々のキラキラした再生音が柔らかく、一層美しく、さらに演奏の切れ目にフッと切れる感覚なども感じられ、CD演奏ではこれでも良いのではと思いました。

②スピーカーケーブルのシールドとアース
外部の妨害波をプロテクトしたら今度はスピーカーです。スピーカーはケーブルとシリーズに入るネットワークでループアンテナが出来てしまいます。アンテナ化したネットワークは外部からのBCI等の電磁波を受けグランドラインに重畳し信号が濁ります。

対策はスピーカーケーブルのシールドを強化するかアースをとります。
タンノイのスピーカーは、こうした電磁波影響を排除するため専用アース端子がついているものがあります。アースはスピーカーケーブルの余りを利用します。アース先はオーディオ用仮想アースです。
IMG_1057左は、スピーカー背面端子部の写真です(スピーカーはタンノイ)。上からバイワイヤHi側ペアー、Lo側ペアー、アース端子はちょっと見えにくいのですが一番下にあります。
アースが成功するとタンノイ独特の音離れの良いベース、高調波を含んだバイオリンの音など澄みきった心地よいサウンドを楽しめます。

また仮想アースはアコースティックリバイブ社のグランディングコンディショナーです。
グランディングコンディショナーはトランスの磁束でアクティベーションさせます。
下の写真の丸い磁束ディテクター部をアイソレーション電源のメイントランス下部付近に潜り込ませます。効果が弱い場合は、別途専用トランスを用意して対処しても良いと思います。
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中域の厚みが増しました。朗々としたVocal、息づかいや弦楽器のはじきなどのリアリティーも増加します。
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[2017/04/26ピュアオーディオ系全体のアースポイントに関するお詫びと訂正]
仮想アースのグランド電位が不安定で十分なアース効果が得られず、評価内容も何度か変更しました。グランドコンディショナーをアクティべーションすることでスピーカーアースとアンプのグランドポイントは両方を仮想アースにまとめてアースとすることで様子を見るということにしました。アンプのアースポイントは上の写真のプリアンプのイコライザーアース端子です。音質は良いと思います。

以上に修正致します。

以下、元記事に戻ります。
一般のスピーカーはアースがありません。スピーカーケーブルのシールドが良くなったからなのかもしれません。しかしネットワークに直接電磁波が飛び込むことも考えられます。ノーアースのスピーカーで中高域のすっきり感が無いと感じられる場合、スピーカーケーブルをシールド強化したMonoで試してみると良いかもしれません。

③アナログレコード再生時はデジタル機器はオフを推奨
レコード再生時、特にMCカートリッジでは配線取り出し部から電磁波や妨害波が侵入します。この部分の対策は難しく、レコード再生時はCDやトランスポートの電源を切ることが有効です。影響があるかどうかはデジタル機器の電源をオフしてみて確かめることができます。
MCカートリッジは信号出力からイコライザまでバランス伝送するか、バランスで引っ張ってトランスで昇圧するのが良いと思います。バランス伝送はノイズをかぶってもキャンセルできますので有効です。

1st 2016/07/19
2nd 文書整理 2016/07/20
3rd 追記 2016/07/22
4th 文言の加筆修正とリンク追加 2016/07/23
5th 一部修正 2016/07/26
6th 評価追記 2016/09/22
7th スピーカーアースポイントの変更 2016/11/06
8th スピーカーアースポイントの再修正 2017/04/22
9th 系全体のアースポイントの訂正 2017/04/26
K.Fukuma

 

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