今回は、写真現像する際のディスプレー(モニター)の校正についてです。

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キャリブレーションはキャリブレーションソフトが推奨する市販センサーを使用しますが、センサーがない場合以下の様にマニュアルで調整します。補正は超マニュアルです。一般的な風景などはこの方法で間に合うと思います。

<Photo data>2012/09/30 彼岸花、近場でのショットです。この花の開花はとても正確です。お彼岸になると花が咲きます。地中にある球根は何を根拠に発芽するのでしょうね。
EOS5D MarkII EF24-105mm f4/L IS USM 1/400 f4.0

 

_MG_8351-2<Photo data>追加
2014/09/14 上のPhotoの2年後、ほぼ同じ場所の彼岸花です。開花時期はほぼ同じですね。前日雨が降った後のショットです。
EOS5D MarkII EF24-105mm f/4L IS USM 1/320 f4.0

Macのディスプレイを使う場合です。
先ずデフォルト輝度より3割程度輝度目分量で落とします。事務的な仕事では約140cd位が適当です。写真現像は
次にAppleマークからシステム環境設定のディスプレイ、更にディスプレイの補正(ディスプレイキャリブレーターアシスタントを使用します)を起動します(下の写真Aの画面です)。

PC起動後30分以上待ってからMacのアシスタントを起動します。出てくるスライダーを動かして合わせるのですが目を細めて調整するのがポイントです。
白輝度または白色点の設定は、静物写真やデザイン画などの現像が主体の場合は5000Kを選びます。風景など太陽光下での写真が多い時は6500Kの設定にします。
ガンマは2.2です。
設定終了後 Iccプロファイルが生成されます。
日付など特定できるファイル名を付けて保存します。

図A Macのモニター校正(詳細モードをチェック)

スクリーンショット 2014-01-06 23.11.17

2014/01/05
rev 2014/01/21
Rev 3 Photo追加 2014/10/21
一部追加訂正 2015/09/24
5th *部追記 2015/11/07
6th 一部訂正 2017/07/24

K.Fukuma

カテゴリー: 写真 (Photo)