URLを独自SSL(https://,,,)化しました。本稿はその時の備忘録です。
ホームページに、新たにhttpsドメインを取得し、旧httpを集約しました。
ムームードメイン、ロリポップレンタルサーバー、WordPressが作成環境です。
以下に、作業ステップを記載しています。
<Photo Data>2018/07/08
早朝の雨あがりのダリア
海老名目久尻川散歩道にて
EOS-1DX EF100-400mm f/4.5-5.6L 1/500 f5.6 285mm
1.独自SSLを取得する
最初、ロリポップに独自SSLを申し込みました。https://旧URLです。取得ページはロリポップの独自SSL証明書設定で行います。
2.サイトのバックアップ
旧URL記事は変更に伴い、バックアップします。バックアップは、ワードプレスのプラグイン「UpdraftPlus」にしました。インストール後有効化し、「すぐにバックアップを実行する」を行います。(参照記事は文末)。
3.WordPress(ワードプレス)の設定変更
ワードプレスに登録しているURLも変えます。ワードプレスの一般設定から、「WordPressのURL」と「サイトアドレス(URL)」両方を、独自SSLに変更します。
4.サイト内の旧URLのコンテンツやドキュメントを独自SSLに置き換える
記事内の旧URL http://…記事は、全てhttps://…に一件ずつ変更します。400件位ありそうです。一件ずつ書き換えるのは日が暮れそうです。
WordPressで「Search Regex」というプラグインをインストールしました。
インストール後、WordPressのメニューに「Search Regex」がセットされます。どの様に置き換わるか、ダミーページを投稿し、置き換えテストしてからのぞみました。
Search Regexの「Search pattern」にhttp://ではじまる現在のURLを、「Replace pattern」に置き換える」を選択し、https:のURLを入力し、全記事、全画像のURLを置換しました。
5.Google Search Consoleの追加と変更
Googleのサーチインデックスも変更します。
Google の「Search Console」にGoogleのIDでログインします。
ここで、取得した独自SSLを追加します。
「Search Console」には、従来のURLがあります。ここで、プロパティの追加で独自SSLを追加しました。
上記処理を行い、新URLを追加するとGoogleからのダウンロードファイルを受け取ります。その後アップロードし独自SSLの承認をとります。
アップロードは、ロリポップのFTPサーバーのアップロードコマンドを操作し、ダウンロードファイルをアップロードしました。
その後、ブラウザで指定されたサイトを開いて新URLの所有権を取得します。
6.Google XML Sitemaps
Googleの「Search Console」への追加には、ターゲット国やユーザーへのアクセス権付与などがありますが、自分は設定無しとしました。
サイトマップ送信は、既にワードプレスのサイトマッププラグインを使用しており、httpsに変更後もそのまま引き継がれるであろうとしました。
継承されていれば、独自URLから新記事を投稿、或いは修正した時点でpingがかかのではと思います。
7.リダイレクト処理
ドメインを更新するとGoogleから通知が来ます。
ロリポップのFTPサーバーの「.htaccess」を開け、以下の三行を記述保存します。(文字は全て半角英数字です。htaccessのトップ行から#BEGIN WordOress間に挿入します。)
現在の記述は以下です(2019/05月)。
<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine on
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R,L]
</IfModule>
8.テスト
最終的に全部の記事内にある旧URLが新URLに置き換わっていたら、chromeやsafariなどのサーチで鍵付き新ULRで表示されます。
旧URLからも接続されることを確認して終わります。
*WordPressのバックアップと復元は以下のサイト(https://mimipiweb.net/)様の記事に詳述されています。参考にさせて頂きました。ありがとう御座いました。
WordPressのバックアップと復元に!おすすめのプラグインUpdraftPlus
Kazunori Fukuma
1st 2018/07/23
2nd 一部修正 2019/05/16