利益が少なくなってからでは遅いのです(戦略の欠陥を見直しましょう)

今回は、久々に事業戦略の欠陥についてです。
事業をスコープするいろいろな方法があります。以下は個人的見解に過ぎませんが、感ずるところがあれば是非手を打って欲しいと思います。

今は、デジタル部品やソフトを組み込む商品開発が時流です。この動きは、2000年初頭から起こりはじめ、現在ピークです。
この方法は、商品をはめ込む様に構築できます。短い開発期間で品揃え出来ますが、このやり方はどんどん商品価値を下げ続けています。
問題は、価格が下がってきても、同じ様な商品を作り続けていることです。
<Photo Data>2019/05/15
高梨バラ園にて
EOS-7D EF-S15-85mm IS USM
1/250 f5.6 ISO100

もし、ソコソコ利益が確保できて、これを良しとしてしまうと、坂道を下っていることがわかりません。
維持し続けることがいつの間にか戦略になり、商品を繰り出すことに集中してしまっています。このやり方を改めない限り、だんだんと新商品を産み出せなくなっていきます。デジタルプロダクツが招く危険な道です。
多分、そんなに経たない内に、事業体はダメな領域に行くはずです。

こうした結果を避けたいなら、儲かっている内に「どう歩むか」、「どう切り換えるか」がきまってなければなりません。見通しをたてられる経営者を確保していなければ沈むだけです。

過去の話ですが、事業に変革が起こることがあります。TVの世界では、画面がCRTからLCDになり一変しました。薄くなって画質も上がりました。
でも、放送がアナログからデジタルになっても、「放送されているコンテンツを表示する、見る」という基本は変わりません。

PC(パソコン)も同じです。
CPUを動かしてアプリで処理し、見たり、印刷したりといった手元領域で勝負している場合も、機種が変わっただけで、ある所からは追いつかれては対策する流れです。

もし、TVでもPCでも、踏み込まれていないエリアに転ずるなら、ビジネスを拓くことが出来ます。
上の例では、インターネットや検索サイトが新たな路線を拓きました。ネットビジネスは次々とドロップエリアを造り、そこに新しい商品やシステムが生まれています。まだ、未踏のエリアもあります。
旧路線では無く、ネットで拓くビジネスが解の一つでもあります。

しかし、もし、未だ過去の見る、聞く、撮る、話す、運ぶ、、、といった領域で商品を作り続けているなら、それは既存路線です。ただ後れて行くのみです。
未踏分野を創り出すことが最も重要ですが、既存路線を立て直すことで可能な策もあります。脱コモディティーなら、やってみる価値はあります。

上記のニューエリアを切り開くか、既存で立て直しをはかるかは、別の機会に触れますが、既存の立て直しの一つは、脱コモディティーがあります。
このときは、今より価格を高くするしか答えはありません。高くしても乗り越える策を考えだせば抜け出せます。販売は減ってきても回収していける考え方です。

脱コモディテーかニュー(新しくなくても良いが別の)ドロップエリアを見つけることが抜け出す戦略です。

Kazunori Fukuma

1st 初稿 2019/07/19
2nd 文言の修正 2019/07/20
3rd 一部追加 2019/07/28
4th 誤字訂正 2019/10/01