月別アーカイブ: 2014年1月

写真データの容量増加対策と現像の質の向上

写真データ(ファイル)の管理はどのようにされていますか?
IMG_6090_1撮った写真の99%、時には100%が没写真になります。しかし、ピンぼけ以外は消せず保管容量はどんどん増えていきます。
本稿その1は、写真ファイルの外付けHDDへの保管先変更です。

2009年にデジタル写真ファイルの容量は320GBを超えました。LAN型の1TB外付けハードディスクを購入。PC内のHDDから引っ越しました。
しかしLANタイプのハードディスクはファイルアクセスが遅く結局新たに高速のもので容量を確保することに。

<Photo data> 2011/01/03 目久尻川沿い遊歩道にて
「鷺」でしょうか
写真はセンタリングしています

EOS7D EF300mm f/4L IS USM 1/3200 f5.6

店頭のUSB HDDが安くなってきましたが、外付けHDDに安心して写真保管できるかが不安です。かといって、1TBを超えるCloudの利用もまだ時期尚早の感じです。
内蔵HDDも外付けも同じ仕様という見立てで、2TBの外付けUSB HDDを購入し保存先としてやってみることにしました。メインHDDを決め、そのバックアップを二重化(二台化)して保険をかけます。

1台目のバックアップ機はOldファイルを残す追加型バックアップ方式とし、週一回自動でバックアップさせます。もう1台も週1のタイミングで、メインHDDをミラー同期させます。
二台のバックアップは時間シフトで運用します。例えば追加型が月曜日ならミラーは木曜日という具合です。合計台数は、2TBx3台になりました。総容量は6TBですが、実容量は最大で2TBしかとれません。

この方式は、時間型のソフトウェアRAIDになるよう構築してみました。
写真ファイルやフィルダーをメインHDDで誤って消してしまっても、追加型HDD、同期型HDDいずれからでも復活させることができます
HDD自体が故障したときも同時2台まで条件付きで復活可能です。この方式は同時コピーではありませんが、考え方としてはRAID 1 + 1 ストライプの変形でしょうか。動作はMacでSyncアプリを使って処理しています。

本稿その2は、PCを含めた外付けディスクとモニターの電源環境を良質なものに変更し、保存安定性に加えて、現像画像のノイズを出来るだけ除くことにしました。
これらの安定性を増すため以下の三つの対策をしました。

①一つ目は、外付けHDDはSWレギュレータ型の専用電源付きのものとしました。
②二つ目は、HDDへの外部からの流入ノイズ出来るだけ押さえることにしました。
③三つ目は、機器の寿命を長くさせるために電源電圧の適正化です。

自宅のAC100Vは終日106から107Vと高電圧です(このため別な話ですがオーディオも元気です。オーディオが元気というのは頂けません。)。東電に測定して頂きましたが規格いっぱいで問題なしということで対応して頂けませんでした。
今回は外付けHDDへの移行段階のため、テスト的に外付けHDDを含むPCの電源ラインを100V:100Vのアイソレーショントランスを入れました。アイソレーショントランスは、PCへのノイズを抑制するほかPCからのノイズ放出を防ぐほか、供給電圧を100V近くに下げます。
使用したトランスはEI型、1KVAの容量のものです(オーディオ元気の対策は音の対策であり別途ご紹介致します)。

アイソレーション電源はバラック配線です。下の写真を参照下さい。負荷時一次側107V:二次側100Vになります。PCとLAN、Printer、外付けHDDなどパソコン関連のデジタル機器全てにパラ接続します。PC周りの照明以外はこのトランスから電源を供給します。

_MG_6640_1このアイソレーショントランスをはさむことで、従前気になっていた写真のエッジのギザギザが少しですが減少した印象です。Macの21インチのモニターの画像はなめらかになった感じです。写真細部も落ち着きが見られます。
EIZOの写真現像様モニターも、このトランス内接続に移すことにしました。

この形で、外付けHDDで写真画像の主保管とバックアップx2台とする形で、簡易型ですが略1年経っていますが動作も安定しています。アイソレーショントランスも半年経過し、こちらも安定動作中です。
写真等の大容量HDDは、Macの最新OSで動くものが少ないことから、こうした展開にしました。
アイソレーショントランスの挿入は、テスト用として使用しましたが、モニター波形に効果があるようです。
このトランスはバラックのため、2015年からPCへの電源供給は、1KVAのインバーター型100V電源KOJO Arayに変更しています。
PCオーディオのPC電源のノイズ抑制とPCからピュアオーディオ系へのノイズ受けを避けること、そして現像時のモニター画像のエッジの削減です。
拡大写真がうまくとれていませんので掲載できていませんが、現像時のドットノイズが削減され、エッジも柔らかくなっているのではと感じています。

電源構成は下記の簡易的な表現ですが、ピュアオーディオ(200V系)へのPCとその周辺機器(100V系)からのノイズレシーブを遮断することと、PC系の中でのクリアな画像を出来るだけ実現させたいということが狙いです。

200V           100V
↓             ↓
<ピュアオーディオ電源>:<アイソレーショントランス><ジェネレーター型クリーン電源><PCおよびディスプレイ、外付けHDD>

1st 2014/01/23
2nd修正 2014/02/02
3rd修正 2014/03/19
4th 最近のPCへの電源供給について追記 2016/07/24

K.Fukuma

オーディオの再生はCDよりリッピングがおすすめ

_MG_0814_1
初稿に、ピュアオーディオでうまくならない時はAVアンプにしてみようというお
話しを致しました。本ページは、それでもCDによる再生を続けておられる方、一度次のcheckをしてみて下さい。

実はCDの音はかなりハイエンドの機材でないと良い音はしません。もし手元にスーパーマルチCD/DVDドライブを搭載しているパソコン(以下PC)をお持ちでしたら、PCのイヤフォン端子とステレオをつなぐミニプラグーピンジャック(例:ソニーなど)を探して下さい。

<Photo data> 2010/08/28 東京銀座 
EOS5D MarkII EF24-105mm f/4L IS USM 1/2500 f4.0

まずお好きなCD一枚をPCにリッピングして下さい(リッピングとは、CDの音楽トラックをPCにファイルとして取り込むことをいいます)。WindowsではWindows Media Player、MacではiTunesなどで取り込むことが出来ます。次にPCとプリメインを上記ミニプラグーピンケーブルでつないで、同じ曲をCDとPCで両方比較して見て下さい。

どちらが良い音にきこえましたか?

PCの方が良かったという方は、ピュアオーディオは一端忘れてPCオーディオへ鞍替えして下さい。CDの方が優れていたという方は、(直線的)ピュアオーディオへの道へ進んで下さい。上質なピュアオーディオがいずれは秀逸なのですが、色々追加的対策が必要となります(CD音源対策は別項でご紹介します)。

PCリッピングの場合、もしかしたらノイズが気になってダメと判断された方もおられたかもしれません。PCはデジタル機器です。アナログへのノイズ混入が比較的大きい場合もあります。

PCの再生はCDの様な回転再生ではありません。ファイルに取り込んだ音楽データのデジタルーアナログ変換だけですので、CDの様に読み取りエラーやクロックが外れる様なことも無いと思われます。
リッピングによる再生は、CDに比べて音に芯があり定位も優れています。(リッピングオーディオなどファイル再生は左右の信号を正しく読み取るため、CDに比べて空間描写が特に改善されます。)

また上の比較実験ではアナログ出力を使いました。アナログはノイズに弱いので、実際のPCオーディオはPCから光やUSBを経由してデジタル信号を取り出し、外部のDAC(Digital Analog Converter)につないでアナログ信号に戻して、アンプにつないでローノイズ再生するのが適です。

AVアンプに移行された方は光デジタル入力があります。PCに光出力がある場合、直接つなぐことができます。DACは要りません。PCとダイレクトにつないでノイズの少ない音場補正された音を聴くことが出来ます。(コネクト方法を変えたときはAVアンプの音場補正をやり直す必要があります。)

これまで買ったCDをどうするか?全部リッピングしてファイルとして管理したらどうでしょうか。(リッピングオーディオの場合、リッピングしたファイルをハードディスクから読みながら再生するよりメモリーにロードし、メモリから再生するのがノイズの点でベストです。デジタル再生アプリによって異なります。PC用の高音質デジタル再生アプリは液晶画面(LCD)のEMIノイズを抑制したり、USBの信号のレートを最適化したりと一層工夫されています。)

リッピングオーディオは高音質です。ファイル再生ということでは、もうWalkmanやiPod、スマホのTunein Radio、iTunesなどネットやモバイル機器からデジタル音源を再生するのと何ら変わりません。以後必要な音楽はダウンロードで入手するのが良いと思います。また最近ではハイレゾ(Onkyoのサイトなど)、DSDなどの非常に高音質な音源が入手できるようになりました。ハイビットになればなるほど音も高密となってデジタル臭さが減ります。デジタルサウンドも高く調整されたピュアオーディオ再生に近づいていきます。但し、高域のカットされた音楽ファイル形式や極端に圧縮したファイル形式は音質上出来ればさけて頂きたいと思います。

PS:2014/01/23の日経にCD超える高音質オーディオの記事が載っています(リンク先はWeb版です)。

2014/01/19
rev 2014/01/29
3rd 2014/03/19
4th 一部文言修正 2015/04/12

K.Fukuma

 

 

直近の日米中GDPの推移

ビジネス関連の初稿です。

_MG_4367_12014/01/15のbloombergによれば昨年11月の中国の米国債保有は1兆3170億ドル、日本円に換算して約138兆円です。一方日本の米国債保有高は1兆1860億ドルで約122兆円です。今回米国債保有も中国に追い越されてしまいました。日本はこのほか、2010年のGDPで中国に追い越されました。

<Photo data>2012/09/24 散歩の途中でのショットです。渋柿(江戸柿?)でしょうね。最近はガスで渋を抜いてデザートにするそうですね。これガス抜きと言いますか!
EOS 5D MarkII EF100mm f2.8L Macro IS USM 1/80 f2.8

下表は名目GDPの世界のTOP3です。中国は日本を追い越した以降も一層の成長を続けています。日米の停滞に比べて中国の成長が非常に力強いということです。

名目GDP比較推移(世界の名目GDPランキングより)

億ドル 2010年 2011年 2012年
1位 米国 149,583 155,338 162,446
2位 中国 59,304 73,220 82,210
3位 日本 54,954 58,962 59,603

日本は経済成長の号令を発しているものの対策はまだ十分行き渡っていません。直近では経常収支がマイナスに転じています。円安で輸出企業には追い風のはずですが製造コストは燃料高騰の影響を受け思うようにコスト削減につながっていないようです。

2014/01/16
rev 2014/01/24
3rd修正 2014/03/19

K.Fukuma

オーディオ機器の構成はピュアオーディオが良いか?

_MG_4484_FotorAudio(以下オーディオ)の投稿を始めます。
オーディオはそれぞれ自分流で良いと思いますが、少しお時間を頂いてあなたのオーディオをチェックして頂けませんか。参考になることがあるかも知れません。

先ず自宅でオーディオを始める時の話しです。一般的な構成はCDにプリメインアンプ、それにスピーカーという組み合わせだと思います。出てきた音に満足されているでしょうか。この構成はピュアオーディオという分類です。うまく鳴っていないと感じられているのでは無いでしょうか。

そもそも音楽はライブと同じくらいの音圧でないと良い音としては聞こえません。スピーカーから発した音は直接音のほか、壁や床の反射音が混ざって耳に届きます。小さな部屋で再生すると、音は部屋の中を行ったり来たりします。最適な空間でない場合、ボリュームを大きくすると多分「うるさい」ということになります。しからば音を絞ると、今度はダイナミック感が無くなってしまいます。

こんな場合の解決案です。一つはアンプやスピーカーにお金を投じて、真っ直ぐ上級機に転じて行く方法です。これはいわゆる沼入りの始まりですが、行った場合は前の音よりは良くなります。一端新旧の投資効果に浸ることが出来ますが、やがて耳慣れし、たいしたことないということになってしまいます。このコース、結構上級機までのぼり詰めないと良い音は出てくれません(この道はわりとハードルは高そうです)。

ではどうするかですが。
もう一つの方法は、今の構成のプリメインアンプをAVアンプに変えてしまう方法があります。AVアンプに変えるときはルーム音場補正が出来るものを入手しましょう。アンプ側で貴方の部屋に合う様に補正してくれます(補正については例えばパイオニアなどのメーカーサイトを参考にしてください。)。

ピュアオーディオは部屋の中で単純に再生だけします。理想的な空間では、左右のスピーカーから放たれた音はセンターで合成定位しますが、右側にカーテン、中央にテレビなどという様な場合、左右の吸音反射が異なります。またTV中央で真ん中に反射板を置いているようなセッティングです。中域が誇張され左右の音もズレてしまいますので良い音とはならないのです。ピュアオーディオは機器もさることながら、吸音したり音を拡散させるなど各種調整を伴うのです。

AVアンプはある程度これらの反射や位相差、f特(周波数特性)のうねりなどを補正してくれます。しかる後サブウーハーを加えれば、フロントが小型のスピーカーでも体に低音のアタックが届き、心地良い音楽を聴くことが可能になります。ライブで体に響く振動があるようにオーディオでも耳以外に体で感じる音も必要です。(体で感じる音、体感音は持論です。

でも、ピュアオーディオは音質そのものは優れています。ここを求める諸兄も多いのです。
AVアンプはどちらかというと作られた音です。少しデジタルっぽいかもしれません。この音ではやはり満足できないという場合高音質なピュアオーディオに、上級志向を目指さずに音楽を聴く環境を整えたいという場合はAVアンプで十分なサウンドを構築できます。
自分は仕事をしながら聴く時や、DVD等で映画を鑑賞するときなどはAVアンプで視聴しています。最小構成は、AVアンプとCDかトランスポート(CDからデジタル信号を取り出すまでの機器)各1台あれば十分です。
フロント2chに更にサブウーハーならエクセレントな再生環境が整い、さらにサラウンド用のスピーカーが加われば、4.1chに拡張する楽しみも出てきます。

ピュアオーディオで行く場合、音質を追求することになります。プリメインはセパレート型に、スピーカーもより大きいものへとハイエンドなシステムにお金を投じていって、はじめてよい音が出てくる様になります。これは沼入りの道ですが、あるところまで達しないと結果は得られません。でも、出来るだけ投資を減じて、そんな中で良い音にしていく方法をたくさんご紹介していきたいと思います。
よろしくお願いします。

2014/01/14
rev 2014/01/21
3rd 2014/03/19
4th 追記 2015/09/25
5th 記事追加 2016/10/13
6th 全体の内容を見直ししました 2016/10/19
K.Fukuma

_MG_6790_Fotor

 

デジカメ写真のプリントの色を合わせる方法(3印刷設定)

_MG_5249_1このページはデジカメ写真のプリントの色を合わせる為の印刷設定についてです。
デジカメの写真を印刷するとき、印刷設定はプロファイルを合わせるか、プリンターにカラーマネジメントを任せるか二通りあります。

<Photo data>上のPhoto 2013/03/31 昨年の桜は花の数がとても多く綺麗でした
EOS5D MarkII EF24-105mm f/4L IS USM 1/1000 f4.0

<Photo Data>下のPhoito 2015/04/01 天候くもり 当地でも桜が一昨日満開にまりました。奥を走っている電車は相模鉄道です。(同じ場所です) EOS5DMarkII EF24-105mm F/4L IS USM 47mm 1/2000 f6.3

_MG_9316

以下は、手持ちの設定例です。


PCはiMac(OSX 10.9.5)、キヤノン製プリンターPro9000MkII、現像ソフトはPhotoshop Lightroom、キヤノンDPP、使用ペーパーはキヤノン写真用紙KGサイズ光沢ゴールドです。

最初のスクリーンショットはLightroomで、印刷はプリンターに任せる場合の例です。
プリント解像度は240ppi、写真用紙光沢ゴールドの場合光沢、シャープネスは弱を選択しています。
印刷をよりシャープにする場合は、更にプリント調整をチェックすると良いでしょう。

スクリーンショット 2014-01-08 16.56.17

プリント解像度 (240ppi)
シャープ (弱)
用紙選択 光沢
16ビット出力 on
カラーマネジメント プリンターによって管理

この時、実際に印刷する段階になって印刷ウィンドウのプリンターの設定を下記に示します。

<プリンターの設定>
キヤノンプリンター Pro9000MarkIIの例ですが、基本的にデフォルトでうまく印刷できます。

プリセット デフォルト(必ずデフォルトにして下さい)
カラーマッチング Canonカラー・マッチング(デフォルトでCanonになっています)
品位と用紙の種類 (写真用紙光沢ゴールドN)
印刷品質 高品質
カラーオプション (カラーモード標準 明るさ通常)デフォルトのままです

プリンターの設定のスクリーンショットです。印刷品位だけ高品質としています(はがきサイズ程度の場合、中間ぐらいの品位設定でも問題ありません)。

スクリーンショット 2014-01-08 16.57.04

 

 

 

 

 

 

 

 


以上がプリンターにマネジメントを任せてマッチングさせるときの設定例です。

次にAdobeの現像ソフトからプラグインDPP(Digital Photo professional)を経由してプロファイルを指定する印刷設定例をご紹介します。

<プラグイン DPPの設定>
(1)環境設定(まずDPPの環境設定を行います)

作業用色空間 (Adobe RGB)
カラーマッチング設定 校正したモニターのIccプロファイルを指定
印刷用プロファイル 使用する用紙のプロファイルを設定
マッチング方法 知覚的
CMYK なし

<DPPプラグインEasyーPhoto Print Pro(EPP)の印刷設定例>
EPPによる印刷も可能です。キヤノン独自のフォトカラーを使う方法と写真用紙のIccプロファイルを指定する方法とがあります。用紙名はキヤノン写真用紙・光沢ゴールドなど指定します。印刷品質をきれいにして、色調整を下記のいずれかに設定します。フォトカラーの方が若干色が鮮やかになります。自然な配色はIccプロファイル指定です。

用紙の種類 使用する用紙名
印刷品質 きれい
色調整 カラーマネジメントでフォトカラーとするかまたはIccプロファイルを指定します

<DPPのプラグインPrint Studio Pro(PSP)による印刷設定例>

もう一つプラグインのPSPを用いて印刷する方法があります。この場合はIccプロファイルを使用してカラーマッチングさせる場合を掲載します。Iccプロファイルの指定は上記EPPと同じになります。

カラーモード Iccプロファイルを指定
プリンタープロファイル 自動
マッチング方法 相対的色域を維持
カラー変換方式 標準に戻す

モニターと印刷結果比較は少し感覚的な表現ですが、大体下記の様な結果です。
印刷した写真をチェックする際は外光や天井照明の影響が無い5000Kの照明下で閲覧します。Macのモニターと印刷後のプリントの色の整合性は比較的良く、あまり差異はありません。
ビジネス用のPC等のLCDパネルのブルーが強く発色するモニターでは、写真現像に使えないものがあります(ビジネス用PCのためでしょうか)。
Macでは、Photoshop LightroomまたはPhotoshopの「プリンターによる管理」による印刷が、最もモニターとのずれが少ない様に感じています。
DPPの「ICCプロファイルを使う印刷」も、Photoshopと同等の印刷結果がえられました。

iMacのモニター輝度は、デフォルト設定よりも2割程度下げた設定の方が暗部の色がより合っているように思います。

印刷後の色が濁っている場合、現像ソフトとプリンタの二重設定となっています。

<追記>
2015年、iMacをMacMiniに入れ換えました。MacMiniはモニターがありませんので別セットのEIZO ColorEdge CG241Wを接続しました。
プリントの色をモニターに泡セコムには、ColorEdgeのEizo Navigator Ver6をダウンロードし、CG241の場合はx-rite社のi1で補正をかけハードキャリブレートしました。

Eizoの設定は推奨通りの設定を使用しました。
・「モニター観賞モード」は輝度は100cd、色温度5500K、ガンマ2.2。
・「Webコンテンツ作成モード」(ホームページ等の写真アップに使用する場合最適です)は、80cd、色温度6500K、ガンマ2.2。
・「印刷モード」は、80cd、5000K、ガンマ2.2にそれぞれ設定しました。

モニターと印刷、WEBにアップした時のコンテンツ発色、明るさ共に高い精度でマッチングしています。
使用している現像ソフトは、Adobe Photoshop Lightroom 6.0です。印刷設定はAppleモニター使用時の設定とほとんど同じです。
下のスクリーンショットを参照下さい。
%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-09-21-22-52-29カラーマネジメントのプリンタープロファイルは、「プリンターによって管理」を使用しています。
人物から風景まで幅広いカラーマッチングが可能です。
プロファイルを指定する方式でもプリントの色は良好ですが、プリンターによって管理よりは色味が薄くなる感じです。

 

2014/01/05
rev 2014/01/21
3rd コメントを追加 2015/09/25
4th 追記 2016/09/20
5th 印刷設定の追加 2016/09/21
6th 追記訂正 2016/10/02
7th 文言訂正 2016/10/13
8th 題目変更 2017/07/24

K.Fukuma

 

デジカメ写真のプリントの色を合わせる方法(その2モニターのマニュアルキャリブレーション)

今回は、写真現像する際のディスプレー(モニター)の校正についてです。

_MG_4394_1

キャリブレーションはキャリブレーションソフトが推奨する市販センサーを使用しますが、センサーがない場合以下の様にマニュアルで調整します。補正は超マニュアルです。一般的な風景などはこの方法で間に合うと思います。

<Photo data>2012/09/30 彼岸花、近場でのショットです。この花の開花はとても正確です。お彼岸になると花が咲きます。地中にある球根は何を根拠に発芽するのでしょうね。
EOS5D MarkII EF24-105mm f4/L IS USM 1/400 f4.0

 

_MG_8351-2<Photo data>追加
2014/09/14 上のPhotoの2年後、ほぼ同じ場所の彼岸花です。開花時期はほぼ同じですね。前日雨が降った後のショットです。
EOS5D MarkII EF24-105mm f/4L IS USM 1/320 f4.0

Macのディスプレイを使う場合です。
先ずデフォルト輝度より3割程度輝度目分量で落とします。事務的な仕事では約140cd位が適当です。写真現像は
次にAppleマークからシステム環境設定のディスプレイ、更にディスプレイの補正(ディスプレイキャリブレーターアシスタントを使用します)を起動します(下の写真Aの画面です)。

PC起動後30分以上待ってからMacのアシスタントを起動します。出てくるスライダーを動かして合わせるのですが目を細めて調整するのがポイントです。
白輝度または白色点の設定は、静物写真やデザイン画などの現像が主体の場合は5000Kを選びます。風景など太陽光下での写真が多い時は6500Kの設定にします。
ガンマは2.2です。
設定終了後 Iccプロファイルが生成されます。
日付など特定できるファイル名を付けて保存します。

図A Macのモニター校正(詳細モードをチェック)

スクリーンショット 2014-01-06 23.11.17

2014/01/05
rev 2014/01/21
Rev 3 Photo追加 2014/10/21
一部追加訂正 2015/09/24
5th *部追記 2015/11/07
6th 一部訂正 2017/07/24

K.Fukuma