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FileMaker 仕入伝票の作成

FileMakerによる販売管理の仕入れ(自己流)について簡単に説明致します。
販売管理の注文伝票作成は前に説明致しました。今回は注文した商品の仕入れについてです。
<Photo Data>2017/02/16三浦海岸の河津桜
と京浜急行2100型(桜は満開でした)

Canon EOS1D Mark4
EF24-105mm f/4L IS USM
1/200 f9.0 ISO400 24mm

下のスクリーンショットは、前回の注文伝票で作った画面です。商品の注文は、この帳票より商品コード、商品名、単価、注文数を入力して注文伝票を起こせば発注となります。
仕入れは、仕入れ伝票に直接記帳して受け入れるのがオーソドックスですが、注文画面から受け入れ処理して仕入れ確定とすることも可能です。

今回は後者の方法で説明いたします。
先ず注文伝票にポータルで入荷数という商品受け入れ用フィールドを作ります(この画面の他のフィールドは今のところ無視願います)。
入力サンプル例で説明しますと、単価60000円の100型パソコンを10台、単価24000円の照明器具Aが20台発注されています。ある日(仕入れ日を規定しないといけませんがここでは省略しています)この商品が入荷したとします。
入荷数フィールドに入荷量をインプットします。
仕入れの確定は画面上方にある「仕入れ伝票に書き出し」ボタンから書き出しを行います。

<仕入伝票書き出し その1確定の方法>
仕入れ締め切りは、既に「受け入れ処理済み」というメッセージを書き出し、事後の重複入力を避けます。
書き出しボタンを押すと以下のスクリーンショットの様に、例えば「仕入書出済」(適当な名前で)という文字を打ち出します。スクリプトは以下です。

このLoopは受入数が不足の時は「未納」、注文通りなら「完納」といったコメント出力します。発注数と入荷数を比較し、注文商品を全部チェックしLoopを抜けます。

<仕入れ伝票への書き出し>
仕入れの確定(締め切り)は仕入れ伝票発行とします。発注伝票から仕入れ伝票への操作は、仕入伝票とそのデータの2件のレイアウトで行います。下記スクリーンショット参照下さい。最初が仕入れ伝票レイアウト、次が仕入れ伝票データレイアウトです。

仕入れ伝票はほとんど発注伝票と同じ構成で出来ます。発注伝票を作成している場合、レイアウトの複写で同じ様なレイアウトを作ることが出来ます。
主なフィールドは、仕入れ先、注文時の伝票番号、シリアルな仕入れ伝票番号。メインデータは発注伝票と同じポータルです。
データレイアウトは体裁は不要です。仕入れ伝票とリンクしたレイアウトとするだけでOKです。
該当の発注伝票から仕入れ伝票への書き込みを行うのですが、前に何度かやっていますLookupでデータを移行させます。例として下記の様なスクリプトを使用しました。

スクリプトは、書き込み先の仕入伝票データに同じデータが存在しないことを確認した後、該当の注文データを書き込みます。
207/02/26訂正
上のスクリプト、フィールド設定命令の下から2番目発注データ;:注文数→発注データ;:入荷数の誤りでした。

発注と同数入荷した商品は一度完納の表示が付きますが、仕入への書き込みを行うと、下記のスクリーンショットの様に、注文伝票の完納のコメントが「仕入書出済」に変更となります。
これで、最初の説明の二重書き込みを防ぎます。

仕入れ伝票は注文伝票作成とほぼ同じデザインで作ることが出来ます。
入荷したことを仕入伝票番号毎に記録保管することで入荷エビデンスになります。
仕入伝票という名称は既に使用していますので、サンプル例として「仕入リスト」という下記の様な帳票を作りました。
この帳票は書き込んだ仕入伝票データから仕入伝票画面の伝票番号を抽出して印刷します。
仕入リストの印刷レイアウトも、発注伝票の印刷レイアウトの複写で作ることが出来ます。
今回は仕入伝票の確定を印刷帳票としましたが、実際は入出庫管理とするのが良いと思います。

即ち、仕入受け入れ=入庫として在庫とし、出荷系につないでいく考え方です。

倉庫管理をファイルメーカーで作成し、入出庫が見えるようにすれば万全です。今回作成しました仕入リストは倉庫管理で役に立ちますので後で利用する様にします。
尚、入庫時点では、未納、一部未納、過剰、遅延や単価変更などいろんな処理ルーチンも必要ですが、ここではメイン部分のご紹介としました。

2017/02/26訂正
上の仕入リストの注文数→仕入数の間違いでした。修正いたします。

1st 2017/02/22
2nd 仕入リスト印刷の追加 2017/02/25
3rd ミスの修正と追記 2017/02/26
4th カテゴリー変更 2017/06/25
K.Fukuma