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Amazon Prime Musicをピュアオーディオで再生する

最近はCDよりサブスクリプションで音楽を聴く傾向です。インターネットコンテンツでCD並みの音質を求めてみました。

Prime Music をAVアンプに出力する記述は「Amazon Prime MusicをAVアンプで再生する」にご紹介しました。
今回はAmazon Prime Musicをピュアオーディオで再生するです。

ピュアオーディオは信号を受けて以降は純粋なアナログ増幅です。PCからアナログが出ているときは、PCのアナログ端子とプリアンプをつなぐ方法がありますが、残念ながら信号にノイズが混入します。正直、あまりいい音ではありません。ピュアオーディオにノイズを持ち込まない様にしないといい音になりません。
対策はPCからはデジタルで出し、DACを経由させるのが一番です。

ポイントは以下です。
1.PCとUSBでDACにつなぐときは、PC、DAC間のBus Lineをカットします。
2.DACに光入力がある場合は、PCとDAC間をOptical ケーブルで接続します。

<対策>
1.USB接続のBusラインを切り離すには、例えばBusPower Pro(オーロラサウンド製 http://www.aurorasound.jp/product/buspower.html)等のアイソレーターを挿入します。PCのグランド経由でのノイズが抑制されます。
2.DACに光入力があるときは、光ケーブルで直接接続します。
光伝送は電気的なパスが無いため、ノイズに強い伝送になります。
どちらの接続でも、後はDACがアナログ信号に変換してくれます。
DACからピュアオーディオへの接続はアナログケーブルを使用して、アンプのAUX端子等に接続します。
設定は以下のようにしました。
1.Amazon Primeの設定
Amazon Prime musicは
WebサイトからAmazon Prime Musicアプリをダウンロードしインストールします。Webで再生するよりアプリの方が良いと思います。
PCはUSB接続時はMacbook Pro、光接続時はMacminiを使用しました。

2.Amazon Musicの設定
音質の設定は上のスクリーンショットの様に「自動」を選択します(上のスクリーンショットを参照して下さい)。

更に、ハードウェアアクセレーションレンダリングを有効化します(下のスクリーンショットを参照下さい)。

<その他の機器構成>

その他の機器は以下の様にしました。
USB接続時のBus Cutは、
Aurorasoundの BusPower Pro 2を使用しました。
PC(MacbookPro)のUSB端子とBusPower Pro 2間をUSBケーブルで接続します。USBケーブルは オヤイデ d+USBケーブル2mです。
d+ケーブルは少し固めですが音は良いです。

光ケーブル接続は
Macmini (Late2012)から光ケーブルでつなぎました。光ケーブルの長さは5m( IO DATA製)です。少し長めですが、たまたまあったものです。音響用ではありません。出来ればオーディオグレードのケーブルが良いと思います。

DACはBabyfaceProです。
ここでは、BusPower Pro 2とBabyface Proへの電源供給は光城精工製の クリーン電源Aray 1KWを使用しました。Arayは水晶発振で美しいサインカーブの100V交流が得られます。オシロで見ればわかりますが、きれいな波形だとDACのクロックが安定化します。超低ジッターでアナログが作れます。
通常のAC Power Supplyとする場合は、PCのコンセントとは別系統からひくのが良いでしょう。

アナログは以下です。
PreAmp:アキュフェーズ C-2820、PowerAmp:アキュフェーズ A-45 x2台 DualMono接続、Speaker:Tannoy Stirling SEです。

<PCの設定>
Macbook Proのオーディオポートから光出力させるため、Macの設定でサウンドを選びます。更に(左のスクリーンショットの様に)光デジタル出力にします。
信号が出ているかどうかの確認は、Prime Musicを再生状態にして、光ケーブル端の点滅で判断します。
光ケーブルはBabyFace Proの光入力につなぎます。
一方、BayfaceProはPCとUSBでつないでないとミキサーが動きません。

デジタルミキサーは以下のスクリーンショットの様にしました。
再生しながらRME TotalMix FXの入力はAS 1/2のスライドを0 dbmnにします。同様に出力はAN 1/2を0 dbmにセットします。
これでBabyface ProのXLR[1]と[2]にアナログ信号が出ます。[1]がLEFT、[2]がRIGHTになります。Babyface Proはバランス出力端子を備えているため、自分のPreAMpとは直接バランスケーブルで接続できます。
PreAmpをRCA入力とするときは、Phone端子からRCAへの変換が必要です。

<音の評価>
USB経由と光ケーブル経由では若干音が異なりますが、どちらも良い音です。
USBの方が少しおとなしい感じです。
どちらの接続でもAudirvanaやiTunesなどの再生も可能です。
Audirvanaによる再生については本ホームページの投稿のAudirvana関連記述をご参照下さい。

ピュアオーディオとAVアンプとの比較は、音の分離や帯域特性でピュアオーディオが上位に感じます。でも、AVアンプにサブウーハーを搭載して鳴らすときは、音を下支えする低域が心地よいです。
この音もGoodです。

Web音源をCD並に近づけるポイントはもう一つあります。
Prime Musicは再生中に一部ディスクアクセスをしているため、PCのディスクはHDDよりSSDが望ましいです。
それ以外に、振動抑制という点で、PCはできるだけ堅牢なボディーの方が上質な音です。これはオーディオ機器もしっかりしたものが良いことと同じ意味です。
また、PCはLCD一体型のノートTypeより、LCDモニター外付けのデスクトップの方が音楽の背景が良いと感じました。
こうした対策をとれば、CDに殆ど近いと思います。

Kazunori Fukuma
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