今回は日本のGDPに関してです。
下記は2013年までの日米のGDP推移(世界経済のネタ帳より)です。日本のGDPは1995年頃までは順調でしたが、それ以降はほとんど伸びていません。
<Photo Data>2016/11/15 上州富岡駅にて、上信電鉄250型
Canon EOS5D MarkⅡ EF24-105mm f/4L IS USM 1/250 f/6.3
グラフには示していませんが、日本のGDPは2010年に中国に追い抜かれました。現在日本のランキングは米、中に続き3位です。
3位でも良いのでは、、、、?とんでもありません。私たちは成長経済に支えられていればこそ、今もまた将来に向かって夢が持てるのです。
現世代の責任は「未来に向かって良くなっていく方向性」を示すことです。
日本のGDPはどうして20年以上も横ばいなのでしょうか。毎年しかるべき経済対策が打たれています。
もっと長期的視点で見直すことも必要なのではないかと考えます。
かつて日本は、戦後の復興やオリンピックなどを契機に高度成長を遂げてきました。しかし、バブル以降はまるで「飛べなくなった鳥」の様です。地上しか歩けない鳥に栄養を与えてもやはり飛べないと思います。目線を改め、若い世代が元気よく羽ばたけるように新たな成長の軸を探していかねばなりません。それが何かは分かりませんが、今までは強く成長につながるものがなかったということです。
投資は行われています。10-20年くらいにわたって小分けしている投資があれば、1-2年の短期に集中させ、そこに官民協力でリソースもお金も集中投入することが考えられます(経済産業省が柏市で官民共同研究の場 日経 )。多分そのくらいやらないと抜け出せないのではと思います。テーマによっては海外の人材投入も考えられます。
今年28兆円の経済対策が示されました。金額は大きいです。リニアや港湾などはやがて内需拡大につながると思います。しかし高い成長を目指すには長期停滞傾向のインダストリーにインパクトが必要です。
次世代に開花しそうなアイテムを至急検討すべきです。多少外れもあるかもしれませんが集中特化して前に進むことが鍵だと思います。
また成長する将来分野はこれからの模索です。検討を進めていくとリソースの問題になるかもしれません。平行して新しい教育カテゴリーも検討し直す必要があると思います。
1st 2016/11/25
2nd改行及びリンク追加 2016/11/26
K.Fukuma