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大切な写真やデータはRAID1に保存しよう

今回の投稿はPCのデータの保存についてです。
データは内蔵ディスクに保存するのが一般的ですが、システムとデータは分離して保存するのが良いと考えます。
PCに何らかのトラブルが起こったときデータが取り出せなくなるからです。
安全を考えるなら、データは少なくともバックアップしておくのが安全です。

MacはTimeMachineというバックアップがあります。バックアップしておけば、希望の履歴に復元出来ます。Windowsも復元ポイントを使ったバックアップと復元があります。

データが多くなってくると内蔵ディスクのデータ領域が増加してきます。やがて内蔵ディスクの増強が必要になってくると、システムやアプリは再インストールし、データも入れ替えが必要になります。
バックアップ先も増強しなければなりません。

バックアップディスクを追加するなら、データとシステムを分離し、増設するディスクはデータ保存専用にするのが良いと思います。
この時ディスクの信頼度を一段上げるのがより安全なおすすめの方法です。

1.ディスクの信頼度を上げる
データ専用ディスクをRAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)という仮想ディスクにする方法が今回の記事です。
RAIDは2台以上のディスクを使用します。PCからは1台の仮想Driveとして認識されます。RAIDは高速動作を目的とする方法と冗長性を高める方法があります。

RAID0は2台のディスクに分割書き込みして書き込み速度を上げるやり方です。速度は速くなりますが1台でも故障するとデータが消失します。
RAID1も2台のディスクを使いますが、メイン(マスター)ディスクにデータを書き込みむ、もう1台(スレーブ)のディスクにそのコピー(ミラーリング)をとります。RAID1は1台が故障しても、もう1台から復活出来ます。
ただし速度はRAID0より遅くなります。

更に冗長性を上げる方法もあります。
RAID5は3台のディスクに分散させる方法です。
RAID10は4台のディスクを使用しRAID0とRAID1を組み合わせた方法になります。冗長性はRAID1と同じですが速度が改善されます。
個人的なデータ管理はRAID1がおすすめだと思います。

2.使用例1
次は自分の使用例です。
Macの例です。
PCはMacmini (late2012)少々古いです。
macOS 10.15 Intel Core i5 2.5GHz 8GB 、1TB FUSION SSDの一般的なものです。
主にFileMakerの開発とServer接続テストや写真現像に使用しています。
このPCのデータRAIDは安価なRATOC製のケース EC32-U3RとバルクHDDを使用しました。2TBのHDDを2台使用します。
使用開始後3年でRATOCのRAID監視マネージャーにHDD1台のエラーが出るようになりました。
すぐNGになることではありませんが、容量増加もかね3TBx2に変更しました。
その後5年経ちます。
問題は起こっていません。
交換増強したHDDは、SATA/64MB Cache WD30EZRX GREENとTOSHIBA DT01ACA300ですの。メーカーは違いますが容量と回転数は同じとしました。
スタート時の2TB HDDはTVのデジタル録画の流用でした。ちょっと無理があったかもしれません。RAID監視マネージャーで健康状態に警告が出てからの交換で問題ありませんでした。

細かい話ですが、RATOC EC32のMacでの使用はSMART情報が取得できません(WindowsはOKです)。しかし、運用上の問題はありません。
HDDはRAIDマネージャー任せで、警告が出たら交換すると良いでしょう。
暑い夏を考慮し、ハード設定でHDDの動作温度が45度C以上になると冷却FANを回す設定にしました。

EC32の電源はPCと同じSW(スイッチ)付きタップから給電させています。電源はPCと同じタップにさし込み、PCの通電に合わせてEC32も起動できるようにしました。
電源オフはPCを停止後、電源タップのマスターSWをオフにすることで両切りして停止させています。RATOCの電源はタップのSWでオン/オフされますが、問題は起こっていません。

RAIDマネージャーはMacで自動起動出来るように、設定の「ユーザーとグループ」の「ログイン項目」にRAID Managerを登録します(上のスクリーンショットを参照下さい)。

EC32とPCはUSB接続しますが、ハブで迂回せず、Mac背面のUSB端子に直接接続しています。
MacのシステムディスクはTime Machineでカバーします。そして、データはRAID1となります。RAID1をさらにバックアップすることは必要ではないと考えますが、より安全を求める時はさらに外付けHDDにバックアップを追加しても良いかもしれません。

RATOCのHDD交換はホット交換が可能です。交換するHDDは、2台とも同じサイズ、同じ回転数のものにします。一方のHDDよりもう1台のディスク容量が違うときは小さい容量にアジャストされるか、RAID が作成されないこともあります。

3.使用例2
Windows PCでも、データ用ディスクをRAID1とすることはMac同じです。
Macで使用したRAIDは、Windowsではフォーマットが異なり見えません。Win、Macでつなぎ替えて使用する時は最初にextなどの共通フォーマットにします。

Windowsの例では、システムディスクのRAID1を紹介します。WindowsはMacほどの履歴バックアップは出来ません。システムディスクカバーは内蔵ディスクのクローンを作成しておくか、Windows復元を使うことになります。

システムディスクRAID1の例を以下に記載します。
機種は T-3600、Windows10 Pro、レガシーBIOS(これもちょっと古いPCです)。Intel Zeon E5-2680お 8-Core、32GB、RAID1はPCI型の PERC H310 SCSIカードです。
PCIポートに刺さったSCSI用RAIDカードでシステムRAIDを構築します(SATA もつなげます)。
Seagate Barracuda 3.5″ 1TB 5GB/S 64MB 7200rpm ST1000 DM010 x2台(SATA仕様)を2台、H310につないでRAID1を作ります。

PC起動後H310ユーティリティを立ち上げ、RAID Buildします。
この操作はシステムディスクの入れ替えとなります。
OSやアプリも入れ直すことになります。
Windows10はマイクロソフトからダウンロードします(プロダクトIDがあればダウンロード出来ます)。
1TBx2のHDDをRAID1 Buildすると、930MBのディスク領域が出来ます。RAID1がBuildされたらそのRAID1にWindows10をとアプリをインストールをします。

この方法で構築したシステムディスクは、システムディスク自身がRAID1でカバーされます。この設定で構築してから8年になりますが、故障や交換要となったことはありません。
RAID1のディスク交換もホットで交換できます。
システムRAID1のHDDx2をSSDx2にテスト的に換装してみたことがあります。(交換記録は別ページに記載しています)。速度はHDDより少し高速になりますが、7200rpm HDDで体感的には十分な速度です。SSDx2を元のHDDに差し戻せば前の状態を記憶しています。すぐ元に戻せます。
SSDをFusionではなく、RAIDにするときは注意が必要です。
RAIDは性質上マスターをミラーに書き込みますので、ディスクのTrim修復は想定されません。RAIDはHDDを使用するのが良いと思います。

<追記:2021/07/11>
後段の使用例2の記事はBIOS起動です。
この方式は、残念ながら今秋予定されているWindows11ではサポートされなくなる可能性が高く、
システムディスクのRAID化は限定的な使い方になると予想されます。

 

Kazunori Fukuma
1st 2021/05/08
2nd 一部修正 2021/05/17
3rd 誤記修正 2021/05/30
4th 構成の見直しと記事内容の一部修正 2021/06/01
5th 記事内容の訂正と追加 2021/06/14
6th 記事訂正 2021/07/02
7th 追記 2021/07/11

Dell T3600の起動ドライブをM.2 NVMe SSD化

Dell WorkStation T3600の起動ドライブをM.2 NVMeに変更しました。
変更前のディスク構成はオリジナルがHDDx2のRAID1、直近はSATA SSDx2のRAID1です。

<対象機種>
2012年製の古いPCです。ハードサポートも終了しています。
部品はまだしっかりしていますので、一部強化してもう少し使う予定です。

<強化部分>
1.メモリーDDR1600MHz16GBを32GBに
2.H310カード型RAID1起動を、M.2 NVMe SSD起動に切り替えます

<Memoryの増設>
1600MHz Memory はECCメモリーです。店頭での在庫がありません。入手に時間がかかりましたが、同一メーカーのシリーズもの中古品を購入することが出来ました(8GBx4枚)。
メモリー入れ替えは直ぐ完了しエラーもありませんでした。
Photoshop写真現像は大量にメモリーを消費しますがストレスはありませんでした。
一般的なアプリではほとんど変わりません。

<M.2 NVMe SSDの購入>
T3600 PCIe でSSD起動する時の規格はNVMe 1.3に適合していなければなりません。1.3の規格は、Windows 8以降、Mキー、PCIe Gen3x4です。カードタイプは 2230、2242、2260、2280のものが接続出来そうです。

T3600のマザーボードには6個のPCIeスロットがあります。

SLOT USE Gen
1 RAID1 PCIe Gen3x8
2 Quadro4000 PCIe Gen3x16
3 Empty PCIe Gen2x1
4 Empty PCIe Gen3x16
5 Empty PCIe Gen2x4
6 Empty PCIe

PCIe 1.3で使えそうなSLOTはSLOT4です。
RAIDをやめればSLOT1も大丈夫です。

SSDとPCIe変換Cardを購入しました。
M.2 NVMe SSD:KIOXIA 1TB Reading Max1700MB/s、Writing Max 1600MB/s
(NANDはHDDに比べエラーが出やすく、5年保証付きということで選びました)

変換カード:アイネックス製AIF-10(AIF-10はヒートシンクが気に入りました)
2点合計、Amazonで~14K¥位でした。

<SSD組立と装着>
M.2 NVMe SSD(以降SSD)の表裏に付属の熱伝導シートを貼ります。言葉だけの説明になりますが、一番厚い1.5mm厚のシートをSSDの裏面に、1.2mm厚のものを表面に貼りました。SSDを端子にさし込みネジ止めします。さらに、ヒートシンクを、切り欠きを上にして取り付けます(切り欠きの方向は、メーカーの注意書きにありました。SSDに信号のアクセスがあるとLEDが点滅します)。

ブラケットは、長い方を取り付けます。PCの電源オフを確認してマザーボードに装着します。

<Windows10インストールメディアの作成と初期化>
この時点のT3600のBIOS RevisionはA18です。
Windows10インストールディスクをマイクロソフトからダウンロードします。ツールを今すぐダウンロードをクリックし、ISOファイルをDVDに書き込みます。DVDはトレーに残しておきます。

T3600を再起動し、直後にF2キーでBIOSを起動します。BIOSのブートを「Legacy」から「UEFI」に切り替えます。ApplyしてBIOSから抜け出します。
さらに再起動後F12キーを押し、OneTime起動させるとWindws10の初期化が始まります。
これまで起動に使っていたSATAディスクがそのままにしてあります。SATAディスクがあってもこちらにはWindowsはインストールされません。また、前のRAID起動ディスクをクローンしてもNVMe SSDには復元できません。

途中でWindows10のプロダクトキーが必要になります。
Windwos10のインストールが終了しても、最終再起動をせず、Windows初期化DVDだけ抜いておきます。
続けて以下の作業を行います。

<Boot Loaderの作成>
初期インストールがWindows7時代のものは、ほとんどレガシーBIOSの様です。10にアップグレードしていても、M.2 PCIe SSDから起動はできないと思われます。
SATA RAID1 HDDをSSD化した記事はDell T3600のRAID起動ドライブをSSD化するを参照ください。
今回は、Macで使われているCloverというブートローダーのWin版を使いたいと思います。

<Clover EFIの作成>
Cloverのサイトから Boot loader 5070をダウンロードしました。

続いて、Rufusという転送アプリをダウンロードします。Version 3.12をダウンロードしました。
Cloverを解凍しisoファイルをRufusの参照で選択します。その他の設定は下の画像の通りです。USBメモリーは16GBのものです。スタートをクリックすると転送されます。

 

 

 

 

 

 

 

 

書き込んだEFIフォルダー内のoffフォルダーにあるNvmExpressDxe.efiをUEFIフォルダーにコピーして貼り付けます(下のSC画像を参照ください)。

 

 

 

 

USBメモリーをT3600に挿入し、再起動または電源をオンにします。
Clover EFIが起動します(下のCloverの画面が開きます)。
自環境では左端がNVMeアイコンです。

PCが再起動し5秒経過するとNVMe SSD(C:となっています)にインストールしたWindowsが開きます。PCの起動ディスク選択と同じです。
その他の起動も選択できます。

<M.2 NVMeの速度>
結果は、十分に高速です。
今回は初期化したためアプリは再インストールが必要になりました。インストール時間は非常に短くなりました。
アプリのレスポンスが良く、雑念無しでいろんな作業を進めることが出来ます。

USBに書き込んだブートローダーは、背面のポートに差し替えました。
起動ディスク変更の際、下記の投稿を参考にさせていただきました、
WindowsPCでmac OS、Windows、Linuxをトリプルブート
PC爆速化NVMe M.2 SSD変換PCIeカードAINEX AIF-08を取り付けてみた

Kazunori Fukuma
1st 2020/10/25
2nd 参考記事のリンク 2020/10/28
3rd 画像位置の変更 2020/11/03
4th 誤記訂正 2020/11/12
5th コンテンツ配置調整 2020/12/02
6th 誤記の訂正 2021/07/16

Windows10の設定(歯車)が動作しません

Windows10の設定(歯車マーク)が動かなくなりました。
発生したPCはDell Workstation Precision T3600です。
環境は、Windows 10 Pro Intel Xeon 2.4GHz 8-Core 1TB HDD RAID起動です。
この現象が起こる前に次のアップデートなどを実行しています。

一つは、Windowsのアップデート(2020/09/13、Veresion2004、OSビルト 19041.508)です。
ノートPCの故障により、Workstation T3600への移行を進めている最中。アップデート後にY会計の配布ディスクを使用し、会計ソフトをインストールしました。このソフトは、本体のパッケージ以外に.NET Framework 3.x Service Pack1、同SP1 日本語Langage Pack 64、Visual Studio 20xx のVisual c++ 再頒布可能パッケージ等がインストールされた模様です。
Visual Studioは2019版をインストール済みです。会計ソフトのインストール時に.NETやc++のどのVersionがインストールされたかは分かりません。

Windows10の設定をクリックしても何の反応もしなくなったと分かったのは数日後のことです。これらのインストールと関係があるかも判断がつきません。
消えたタイミングもはっきりしませんが、2004アップデートの前はちゃんと動作していました。
いずれにしても、現在は[設定](歯車)が反応しないのです。

<対策>
設定が動作しないのは不便です。
Dellのサイトに同じ症状に関する記事が掲載されており、順に実行してみました。

1.ターミナルで「ms-setting」を実行
エラーになります。
ms-settiingがそもそも存在しない感じです。

2.Windows回復を使って2004アップデート前まで戻してみました。
結果は、変わりませんでした。

3.結局、Windows10を再インストールしました。
再インストールは以下の様にしました。

  • マイクロソフトにログインします。
    16GB USBメモリーを用意し、マイクロソフトのサイトで「USBメモリーにWindows10の再インストール」を選択。
    ファイルをダウンロードします。
    USBメモリーのダウンロードファイルにあるexeファイルを実行します。
    Windows10のインストールモードを、アプリと個人設定は保持するモードで行います。Windows10は書き換えられますが、その他のアプリや個人ファイルは維持されます。
    今回は、回復させた2004アップデートの前の状態で再インストールとなります。

結果は成功です。
設定が動くようになりました。
その他のアプリやファイルも問題ありません。

 

Kazunori Fukuma
1st 2020/09/19

Windows10で no bootable deviceの表示

つい最近、Windows10のノートPCで起こったトラブルについてです。
対策はドキュメントのみの記述です。

PC起動後アプリ操作中に「no bootable device」と表示されました。その後は動きません。
PCはDynabook T75。
Windows10 Pro、Intel core i7  4-Core、8GB 240GB SSDのノートPCです。

突然「no bootable device」の表示になりました。「CTRL+ALT+DEL」を押すと再起動は可能です。その後アプリなどを操作していると、再び「no bootable device」になります。ブート領域が傷んでいるものと思われます。

<対策>
先ず、BIOSを起動し、PCの起動順を確認しました。優先順はODD→HDDとなっており、特に問題は無いようです。
東芝ハードウェア検査アプリを起動させてみました。メモリーやディスク(SSD)を含め、特に異常は見つかりません。
でも、SSDが怪しいと思います。
この機種、購入時は1TBのハイブリッドディスクでした。このディスクは割と早くダメになり、今はHIDISK 2.5 SATAⅢ 240GBに入れ替えています。
またもやこのディスクもダメでしょうか。交換して2年弱です。寿命と判断するにはちょっと早過ぎますが、SSDは構造上HDDよりも弱いのでしょう。
その後も様子を見ながらでしたが、度々起こるようになりました。
Crucial 500GBを購入。入れ替えました。
対策はこれだけです。
SSD交換後は、発生しません。

Kazunori Fukuma
1st 2020/09/13

Dell T3600のRAID起動ドライブをSSD化する

Client用R632H(ノートブック)が壊れてしまいました。代替はボディーが大きくなってしまいますが以下のWork Stationにしました。(注意追記があります)

  • Dell Precision T3600, Windows10 Pro (64Bit),  Intel Xeon 2.7GB 8-Core, 32GB ECC Memory, PERC H310 を使用したRAID1 1TB, Nvidia quadro 4000、モニターEIZO CG247

<SSD化の動機>
しばらくノートばかりで、T3600は点検からのスタートです。
アプリの入れ替えなど始めたところで、何だか動作が遅く感じます。3.5″の起動ディスク1台がダウンしていました。起動ディスクは、PERC H310 カードRAIDです。3.5″ 1TB Seagate HDD 7200rpmx2台の構成です。
この機会にSSDへの切り換えをはかります。
本記述はRAID1起動ディスクのSSD化のメモになります。

<再構築プラン>
手元のSSDはCrucial 500GBX2で500GB RAID1にします。

<手順>
このPCは元はWindows 7時代のもの。Windows10にアップグレードしていますが、レガシーBOOTです。レガシーBOOTではクローン化ディスクに置き換えることが出来ません。今回はEFI BOOT にしました(EFIにするとファイル形式もパーティションも異なるため、ディスク初期化必須です)。

<前準備>
1.SSD交換前の作業です。
予めWindows10インストールディスクを作っておきます。ディスクはマイクロソフトのサイトからダウンロードします。DVDに焼いておきます。
2.マスターディスクにするSSDをUSB SATAケーブルでPCに接続します。起動後Acronisでクローンコピーをとります。
最終的に、クローンコピーはWindwos初期化時に消えてしまいますが、トラブルなどのバックアップになります。
3.ミラー用の2.5″ディスクはMacBookに使っていたものです。システムも入っています。Windows10のDiskpartで領域削除しました(この操作は他のWindwos PCでも可能です)。
4.2台の2.5″SSDは「オウルテック」の「内蔵変換ブラケット2.5″HDD SSD→3.5″」に装着しました。Dellのブルーのスロットにピッタリおさまります(下記写真参照下さい)。マウントに底面4カ所ネジ固定します。このマウントはソケット装着型のものと異なり、SSDが浮く心配がありません。材質も鉄製で放熱効果も良いと思います。

余談です。
当初3.5″1ベイに2.5″SS2台収めようと思いました。ショップのコメントで中止しました。引き出し部の干渉が予想されます。

<再構成>
1.ここからはRAID起動ディスクの作成です。
ワークステーションを起動します。RAIDカードが読み込まれます。すかさずCTRL+Rでカード RAID H310を起動します。
RAIDメニュー表示後、元の3.5”HDDをホットで抜き取ります。ケーブルも取り外します。
2.2.5″SSDx2台とも装着します。
3.RAIDカードch AからSATAケーブルをつなぎます。
4.SSDが認識されます。
RAIDモードをRAID1にセットし、SLOT_1のミラー側がRebuildになれば、リビルドを実行します。

8.Rebuild
Rebuildが100%になれば、500GB RAIDが出来あがります。
9.ここで再起動します。起動時Dellマークが出ている時にF2をクリックします。BIOSでBOOTをレガシーからEFIに変更します(下の画像参照下さい)。
この状態のまま、ダウンロードから作成したWindows10インストールディスクをDVDスロットに挿入します。
再起動をかけ、F12をクリックし、ワンタイムBOOTでWindwos10をインストールします。
10.Windows10は新規インストールモードを選択します。プロダウトIDの入力が必要になります(ディスク交換前にプロダクトIDをメモしておく必要があります)。
RAID1ディスクはPartitionが書き換えられ、EFI BOOTで起動できるようになります。

<SSD化後の感想>
フルSSDになりました。
しかし、アプリが若干速い程度で3.5″HDDとそんなに変わらない印象です。

2020/08/21追記
換装した直後はそんなに速いとは感じませんでしたが、このときはバックグラウンドで何か動作していた可能性があります。
ただ今現在はとても高速です。
今後、PCIe M.2化する際、EFIブート変更は必須です。今回のチャレンジは半歩前進ということになりました。
次の画像は、最終的なフルSSD化時の RAID1メニュー画面です。

2020/09/14<追記>
注意点を何点か追記します。
ディスク容量が異なるHDDまたはSSD 2台でのRAIDは、ディスクに容量差があるとどちらかのディスクが「Foreigner」となり、リビルド出来ません。つまりRAIDは構築できません。
容量許容がどのくらいまでかは分かりませんが、今回は、マスターが465GB、ミラーが488GBでOKでした。
また、今回はディスク交換をホットで抜き差ししました。電源を切って交換した方が安全だと思います。ただ、再起動せずダイレクト認識させるときは仕方が無いとは思います。

RAIDの元のディスクは、同じカードに戻して使用する限り有効です。RAIDをResetせず HDDを取り外したときは、USB HDDなどでの再利用は出来ません(ディスクがWindowsで認識されません)。
再利用するときは、カードから取り外す前にRAID構成を初期化します。RAID構成も解除し、非RAIDディスクとしてから取り出して下さい。
クローン化したディスクも同じです。
Windowsのディスク管理などでは初期化出来ませんので注意が必要です。

前の構成に戻したいときは、上記Resetは行いません。Diskはそのまま保管し、必要なときにHDD 2台を元のカードに取り付ければ、前のConfigが読み込まれ、自動的に前のRAID構成になります(HDD交換によるTime Machine的に使用できます)。
元に戻すとき、前のBOOT方式がレガシーだった時は、BIOSでレガシーに戻します。

Precision T3600はRAID使用前提の機種です。個人的な意見ですが、将来高速m/cにアップグレードする時は、起動はPCIe M.2、そしてRAIDはデータ専用RAIDにするのがベターだと思います。

Kazunori Fukuma
1st  2020/08/11
2nd 一部文言見直し 2020/08/17
3rd SSD化後の感想の見直し 2020/08/21
4th ミス記載部分の訂正 2020/09/04
5th 注意点を追記しました 2020/09/14

WindowsにMariaDB、PHP、Apacheをインストールする

MariaDB、PHP、ApacheをWindowsにインストールした時のメモです。このセットをインストールするときは、「XAMPP」などパッケージになっているものを使用した方が簡単ですが、開発に使用しますので個別にインストールし関連付けしました。
以下、ステップ毎の記述です(スクリーンショットはありません)。

  • 使用したPC
    Dell WorkStation T-3600 Windows10 Pro(64Bit)、Intel Xeon 2.7G 8 Core、ECC 16GB Memory、1TB Card Raid HDD

<MariaDBのDownloads>
MariaDBのサイトから「mariadb-10.1.45-win」をダウンロードしました。DownloadsファイルをダブルクリックするとSetupが開始されます(ミスを避けるため、MySQL等他のSQLが入っていないPCにインストールしました)。
②Licence条項に同意します。
③Custum Setup画面はデフォルト設定としました。
デフォルトでは、server、Development ComponentsとThird party toolsのHeidiSQLがインストールされます。HeidiSQLはMariaDBに簡単にアクセスできるため便利です。
④root userのpasswordを設定します。
password:password(例です)
root userでremoteからログインする時は、Enable access from remote machine for ‘root’ userにチェックを入れます。
⑤その他
Server Name:MariaDB(例です)
TCP port:3306
Buffer pool size:500MB
利用情報を送信協力する場合はEnable the Feedback plugin、、、にチェックを入れます。

ここまでで問題なければ、「install」をクリックします。
完了したらFinishをクリックして終了です。
⑥Windowsのスタートメニューを覗くとMariaDBが追加されています。
⑦コントロールパネルの環境変数でMariaDBにpathを通します。
例)c:\ProgramFiles\MariaDB 10.1\bin
⑧MariaDBにrootでログインしてみます。
Terminalから mysql  -u root  -pを実行し、設定したroot passwordを入力します。
次のように表示されればOKです。


Microsoft Windows [Version 10.0.19041.388]
(c) 2020 Microsoft Corporation. All rights reserved.

C:\Windows\system32>mysql -u root -p
Enter password: ********
—- 一部省略 —
Server version: 10.1.45-MariaDB mariadb.org binary distribution
Copyright (c) 2000, 2018, Oracle, MariaDB Corporation Ab and others.
Type ‘help;’ or ‘\h’ for help. Type ‘\c’ to clear the current input statement.

MariaDB [(none)]>


<PHPのDownloads>
続いてPHPをダウンロードします。
PHPのダウンロードサイトよりダウンロードを行います。
「php-7.3.20-win32-VC15-x64.zip」Thread Safe版をダウンロードします。ダウンロードファイルはzip圧縮されています。Downloadsフォルダー内で解凍しC:¥にMoveします。
フォルダー名を「php-7.3.20」に変更します(C:¥php-7.3.20となります)。
②php.ini-developmentの修正
php-7.3.20のフォルダーにある「php.ini-development」をエディター(Visual Studio Codeを使用)で開きます。
下記のように編集します(Versionによって行数はズレます)。
1.752行目 ; extension_dir = “./”の2行を、PHPを設置したディレクトリにします(; On windwos;は変更しません)。(取り消し線部分はミスです)
extension_dir = “c:/php-7.3.20/ext”
; On windows:
extension_dir = “c:/php-7.3.20/ext”

2. 908行目 ; extention=fileinfo以下を、下記のように変更します。他のSQLも使えるようにするには該当行の;を取ります。

extension=fileinfo
;extension=gd2
;extension=gettext
;extension=gmp
;extension=intl
;extension=imap
;extension=interbase
;extension=ldap
extension=mbstring
;extension=exif      ; Must be after mbstring as it depends on it
extension=mysqli
;extension=oci8_12c  ; Use with Oracle Database 12c Instant Client
;extension=odbc
extension=openssl
;extension=pdo_firebird
extension=pdo_mysql
;extension=pdo_oci
;extension=pdo_odbc
;extension=pdo_pgsql
;extension=pdo_sqlite
;extension=pgsql
;extension=shmop
; The MIBS data available in the PHP distribution must be installed.
; See http://www.php.net/manual/en/snmp.installation.php
;extension=snmp
;extension=soap
extension=sockets
;extension=sodium
;extension=sqlite3

3.[date]を以下のように編集します

[Date]
; Defines the default timezone used by the date functions
; http://php.net/date.timezone
date.timezone = Asia/Tokyo

4.ファイル名を「php.ini」に変更して保存します
5.Windowsの「設定」のヘッダーにある検索ボックスに環境変数と入力し、新規、参照でpath:/php-7.3.20
を追加します。
ターミナルでphp -vと入力し上記のVersionが表示されればOKです。

<Apacheのインストール>
ApacheのダウンロードサイトよりVersion2.4.43をダウンロードしました。ダウンロードファイルは、httpd-2.4.43-win64-VS15.zipです。
Downlodsフォルダーで解凍します。
Apache24をフォルダーごとC:\にMoveします(C:\Apache24の様になります)。

1.httpd.confの編集
Apche24/confにあるhttpd.confをエディターで開きます。
以下記載行数は2.4.43の行番号です。行番号は、Download Versionによって若干前後するかもしれません。
37行目からのSRVROOTを実際のApacheのルートにします(下のServerRoot “${SRVROOT}”は変更しません)
Define SRVROOT “c:/Apache24”
ServerRoot “${SRVROOT}”

185行目、LoadModule xml2enc_module modules/mod_xml2enc.soの次にphp7.3.20に作成されたphp7apache2_4.dlを追加します(185行目は変更しません)。

#LoadModule xml2enc_module modules/mod_xml2enc.so
LoadModule php7_module “c:/php-7.3.20/php7apache2_4.dll”


227行目# if your host,,,,の2行下、ServerNameの行頭#を外し、Portは80のままです。

# If your host doesn’t have a registered DNS name, enter its IP address here.
#
ServerName localhost:80


235行目#の次の<Directory />以下を下記のように変更します(
AllowOverride NoneをAllに、   Require all deniedをgrantedに変更)

#
<Directory />
    AllowOverride All
    Require all granted
</Directory>

 

267行目Options indexesの次にOptionsを追加します。
Options +Includes


408行目以下で使用する拡張子を登録します。

#
    AddType aplication/x-httpd-php .php
    AddType aplication/x-httpd-php-source .php


438行目以下、.php拡張子を追加します。

 #
    AddHandler php7-script .php
    # For type maps (negotiated resources):
    # AddHandler type-map var
    #
    # Filters allow you to process content before it is sent to the client.
    #
    # To parse .shtml files for server-side includes (SSI):
    # (You will also need to add “Includes” to the “Options” directive.)
    #

   </IfModule>

ファイル行末にPathを追加します。
PHPIniDir “C:/php-7.3.20”

保存します。

2.binとhtdocsにPathを通す
Windows環境変数で、Apache24/htdocs、Apache24/binにpathを通します。
pathは、環境変数でpathを選び、新規→参照で上の二つのフォルダーを追加します。
c:\Apache24/htdocsにあるIndex.htmlをダブルクリックし、「It works!」が表示されることを確認します。

3.ApcheをWindowsのサービスに登録します
ターミナルを管理者権限で起動し、c:\httpd -k installを実行します。
Installing the ’Apache’2.4’ service
The ’Apache’2.4’ service is successfully installed.
,,,,
と表示されたらサービス登録されています。

4.Apacheを起動します
ターミナルを管理者権限で起動し、httpd -k startを実行します。

Chromeで、URLをhttp://localhost/とキーインし、「It works!」が表示されたらOKです。

以上です。
Kazunori Fukuma
1st 2020/07/23
2nd 誤字訂正 2020/08/11

Macmini FusionDriveをフルSSD化する

この記事はMacmini FusionDriveのフルSSD化メモです。
ハードは、Macmini Late2012 macOSはMojave です。
元々HDD仕様の機種です。fusionは設定可能ということでした。
フルSSDにする前はSSD 500GB+HDD 500GB のハイブリッドfusionにしていました。

速いと思っていたこの構成も次第に切れが悪くなってきました。
ストレージを覗いてみますと、アプリや画像など全般的に使っているためか、大半はSSD側に寄せられています。
Macのfusionの仕組みは分かっていませんが、容量は2台のディスクの足し算になっています。
使うアプリをメインサイドに寄せて、RAID のストライピングの様な使い方をしているかもしれません。
この方法なら、片方のディスクをSSDにすると高速になります。
ただ、書き込むときは振り分けますので故障には弱いかもしれません(あくまでも仮定の話です)。

脱線しました。話を戻します。
SSDがもう1台必要です。
Dynabookに搭載していたmSATAⅢ 500GBを転用しました(ディスプレイ故障)。
mSATAⅢは小さな基板型です。Macminiに装着するには2.5″ 外形にしてSATA接続が必要です。
2.5″ソケット付きの変換ケースを購入しました。
挿入するmSATA はSUNEAST SSD 512GB、SE800 mSATAⅢです。

作業は以下です。

<SSDの交換>
交換前に、現在の内容がTimeMachineにバックアップされているか確認します。
換装するのは2台のディスクの裏蓋側HDDです。
下のスクリーンショットはそのHDDを取り外したところです。見えているSSDはcrucial製500GB。
奥のディスク交換はちょっと大変です。取り出しは全分解に近い作業が必要です。しかも引き抜きアングルやソケット外しのヘラなども必要です。
今回は2度目の交換、フレキなどは接続済です。
初めてfusion化する時は、裏蓋側のディスク接続用に専用のコネクタ付きのSATAフレキケーブルが必要です(この時の換装記事は「Mac miniをフュージョンドライブ化する」を参照下さい)。
AppleのPCは高密度実装です。簡単な側のHDDでさえも外すのがギリギリです。(見えている)茶色のフレキは奥側のSSDフレキです。近くのWiFiケーブルやSSDフレキを断線させない様に、ゆっくりと手前に引きながら上に持ち上げて取り外します。
換装後、2台のフレキがぐらぐらしてないか確認します。
(しっかりソケットに接続されてないとSSD領域削除まで出来ても、コネクトエラーやfusionそのものが構築できなかったりします)
また、ついでにCPUファンやメッシュについた埃を清掃します(結構ほこりが詰まっていました)。

<復元作業>
HDDをSSDに交換すると、残念ながらfusionがほどけてしまいます。
2台個別のDriveにするときはフォーマットするだけでOKです。fusionとして復活させるにはちょっとしたコツがいります。

手順は以下です。
①PCの電源投入後「command + R」でメニューからディスクユーティリティーを起動します。
②2台のSSDを各消去します(APFSフォーマットにしました)。ディスクの名称は未設定でも構いませんがHD1、HD2など適当なVolume名をつけておきます。
ユーティリティーを終了します。
③fusion構成が記憶されている時は(使っていたディスクを単に戻す場合)、追加のディスクをフォーマットするだけで自動的に元のfusionになります。
2台のSSDの領域消去後、2台とも独立状態の時は、Mojave以降ではターミナルを起動し、次の命令を実行します。(Mojave前のOSではAppleの記事「Fusion Drive が分割された場合の修復方法」を参照願います)。

$ diskutil resetFusion

2台のSSDのサイズ確認や再フォーマットが実行され、2台のディスクの足し算の容量の fusionになればOKです。
この後、TimeMachineのバックアップから復元します。

次の写真は復元後のストレージの内訳です。
Fusion Drive 1.04TBが出来ています(リンゴマーク→ストレージを選択で見えます)。RAID1 3TB、TimeMachine 2TBなど外付けのストレージです。

<注意事項1>
TimeMachineからの復元時、異なるOSに復元できないことがあります。現在のOSとバックアップ側のOSを合わせるとうまくいく確率は高いです。

TimeMachineから復元とせず、移行を選択する場合、復元と同等なRestoreとなりますが、Server等をインストールしているときは外部認証は再認証となってしまいます。

<感想他>
無事復元出来たら動作確認をします。
使っていくと徐々に高速化されます。
ただ実行後のコメントで恐縮ですが、SSD2台のfusionはあまり意味が無いかもしれません。単独SSDよりはすこし速いです。ハイブリッドに比べても高速なのは間違いありませんが、容量を増やして1台の大きなサイズのSSDで間に合うと思います。

<fusionにする前に再起動し古いOSに戻ってしまったとき>
fusion構築前に、誤って再起動するとOSインストーラーが消えてしまいます。このときは、PC購入時のOSX迄戻ってしまいます。あまり古いOSですとfusionメニューがありません。
OSがMountain Lion位まで迄戻ってしまった時は、OSXの再インストールを繰り返し、なんとかMojaveまでこぎつけます。Mojaveになれば上の命令でFusion構築が可能です。
最新OS(10.15など)のバックアップを持っているときは、電源投入時の起動操作をCommand + option+Rで行います。最新の10.15がinstall出来ます。
10.15を再インストールし、ディスクユーティリティーで行う手順は上に示した通りです。
以上です。

 

Kazunori Fukuma
1st 2020/07/07
2nd 文言修正 2020/07/10
3rd 復元記載部分の訂正 2020/07/18
4th fusionにならず,,,を追記しました 2020/09/17
5th 一部追記 2020/09/21
6th ミス訂正 2020/09/22

MySQL起動時エラー ルート要素が見つかりません

Windows10 PCのLocalにInstallしているMySQL、昨日PC起動時に「MySQL cannot initialize main application.」” ルート要素が見つかりません”の表示。以後、起動するたびに表示される。
以下、とりあえず対策出来ました。
このページはその時メモです。

1.最初にMySQLのPathが有効かどうかのcheck
Windows Consoleから、mysql –versionを実行。
Versionは表示されます。
pathは通っていました。

2.初期起動に関係するconfigファイルを調べる
Setting.configを一端削除することで解決。
C:\User\MyUser名\AppData\Roaming\Oracle\MySQL Notefier/Setting.config
削除したファイルは起動時生成される。

以上
Kazunori Fukuma
1st 2020/03/19
2nd 一部訂正 2020/04/29

Printer Network Diagnostics Result Codes c-9の対策

WiFiの環境を見直しました。本ページは、その時の対策の備忘録です。
ネットワーク環境は、1階にNTT製 PR-500MIのルーター。上階でPCやMobile機器など、WiFi接続が多い状況です。
トラブルが起こったのは、上階のプリンター1台です。今年追加購入したキヤノンG6030です。現象は、印刷出来たり、印刷データを送ってもだんまりといった具合です。同じWiFi接続でもレーザープリンターは問題ありません。

年賀状印刷の頃になって、早急な対策が必要です。
有線LAN接続機器は問題ないことから、G6030も有線にしてみたものの、命令を送ってから印刷開始に時間がかなりかかることから、この方法もダメです。

G6030のNetwork Configrationを調べてみました。Network Diagnosticsをみると、Code Resultsはc-0とc-9になっていました。c-0は問題なしですが、c-9は There is a problem in the settings/environmentと何か問題がありそうです。
キヤノンのサイト https://ugp01.c-ij.comでCodeを見ると、c-9は「他の各種機器からの雑音が非常に多く、信号雑音比(S/N)がとれない」という内容です。

つまり接続機器が多いということでしょうが、周囲の機器と離すとか接続を取りやめるかといったコメントです。しかし、そういうわけにはいきません。

<対策>
電波が弱いなら強くすることにしました。古いWiFiルーターを再登場させ、上階にも送信サイトを付加するのが対策です。
追加ルーターは、Aterm WG1400HP(NEC製)です。
購入後、経年していますが、Hubや無線能力は現行機種同等です。ブリッジ接続が可能なため、再使用することにしました。
ワイヤーコネクトは1階のルーターから有線でWANポートに、2階からは無線としました(1階のルーターからの無線も有効としダブル送出です)。

<設定>
Atermの説明書は難しい記述です。ネットワークの専門的知識が無いと理解できない言葉で記述されています。せめて使い方に沿った説明があれば良いのですが、あちこちに同じ記述があります。結局どうするかということですが、次の様にしました。

つまり、DHCP機能はルーターにさせ、追加ルーターはルーターとしては使用せずブリッジ接続にするということです。
Atermは次のステップで設定を進めました。
①最初に前の設定が残っているため初期化します。
電源はつながず(電源をつないでいた場合はコンセントから抜きます)、モード切替スイッチをRTからBR(ブリッジ)にします。
②ルーターからの有線LANケーブルをAtermのWANポートに接続します。
③電源をつないで、ランプが従来設定の状態で安定したら、背面のRESETピンを爪楊枝で押し続けRESETします。
④RESET押しはAtermのPOWERランプが赤点滅になったら離し電源を切ります。
⑤30秒程度経過後、再び電源を接続します。
⑥ACTIVEランプがオレンジに点灯したら設定完了です(この状態でブリッジモードになっています)。
⑦Atermから送信された電波は、近くのWiFi機器にそのSSIDが見える様になります。機器とコネクトするときは、SSIDに暗証コードを入力し選択決定します。これでWiFiがつながります。

Atermの細かい設定が必要な時は、Webを起動してAtermにログイン(ネットワーク内のAtermのアドレスにログイン)して設定します。Atermのアドレスの末尾は210番です(192.XXX.XX.210の様になります)。

プリンターは、完全手動設定でSSIDを入力すると接続出来ますが、プリンター機器のキー入力は大変です。キヤノン製はプリンターのサイトから始めて接続する時のソフトウェアやドラーバーをダウンロードしてつなぐ設定をすれば、勝手に接続してくれます。

WiFiは、周囲の環境で徐々に使い勝手は悪くなっていきます。
時々、環境チェックが必要かもしれません。

Kazunori Fukuma
1st 2019/12/27

Ubuntu16.04を18.04にアップグレードする

前回、MacのVB(Virtual Box)にUbuntu16.04をinstallしました。同時に、MySQL、Apacheもinstallされています。
その後ssh Serverを追加し、MacターミナルからVBにssh接続し、MYSQLにアクセス出来ています。

Install後のUbuntu16.04は調子がイマイチです。動作はしますがシステムエラーメッセージが出ます。また、最近のプリンタードライバーがありません。ネット接続も有線しか使えません。(wifiの設定は自分には困難でした)。

Ubuntuの最新Versionを調べると、ubuntuはVersionを16→18に上げてもMySQLのVersionは5.7と現在のVersionは保たれる様です。
Ubuntu16.4を18.04にアップグレードすることにしました。

Ubuntu18は、今度はVBにインストールせず、使わなくなったWindows10を専用機にすることにしました。

再利用の ノートPC(HP pavilion g6 Windows10 Home)があります。電池は上がってしまっていますが、サーバーテスト環境としては利用できそうです。デスクトップ的に使えない状態ではなさそうです。
Ubuntuの Version18化は、たくさんの記事が出ていました。アップグレードはコメントベースで記載致します。

<準備>
アップグレードの準備
1.MacにUbuntu-ja-16.04-desktop-amd64.isoがDownloadsフォルダーにあります。このVersionはVBでシステムエラーが発生していましたが、このisoファイルをDVDに焼いて、G6に専Installしていきたいと思います。
isoファイルをDVDに書き込みます。容量は1.39GB位です。
2.g6でDVD bootさせるべく、BIOSをいじります。BIOS起動は、電源ボタンとf10キーでした。
3.DVD-ROMをboot筆頭順位とし、内蔵HDDを2ndに下げます。
4.g6の電源を入れ、直ぐDVDトレーを空け、isoのDVDをg6に挿入して、電源を落とします。再度電源を入れるとbootします(もし起動できないときは、BIOSのセキュアインストールをDisableにするとうまくいくかもしれません)。
5.インストールはUSBポートで行うと高速なのですが、g6のポートは利用出来ませんでした。
6.Installはboot後の画面表示に従って進めます。
7.g6のLinux専用化は、SQLサーバーが目的です。音楽や写真などのインストールはしませんでした。
8.16.04のインストールが完了します。画面はUbuntuデスクトップに変わります。
もうWindowsではありません。デスクトップ画面から右クリックして端末を起動します。

以下は、端末操作でのアップグレード手順です。

<アップグレード>
1.有線LANの接続が出来ていないと成功しません。DHCPは自動で進めます。
LANがつながった状態で以下のコマンドを一つずつ実行します。
$ sudo apt update
$ sudo apt upgrade
$ sudo apt dist-upgrade

ここまで、40分くらいかかります。
全部のダウンロード完了したら、以下を実行します。
$ sudo do-release-upgrade

この後、かなり時間がかかった様です(寝る前に実行し、翌日続けました)。
アップグレードが終了し、MySQL5.7とapache2のVersionが引き継がれていました。

2.日本語化します。
VersionはUbuntu18.04です。
デスクトップ画面は16.04とほぼ同じです(下のスクリーンショット参照下さい)。

 

 

 

 

 

18.04のデスクトップ画面で、「歯車」の設定をクリックします。続けて地域と言語をクリックします。

この時、「言語サポートが不完全、、、」の表示になったら、追加インストールを行います。
地域と言語のOptionのキーボードに使うIMシステムをデフォルトの「fcitx」に切り換えます(次のスクリーンショットです)。
一端ログオフ再ログインします。18.04デスクトップメニューヘッダーにキーボードアイコンが見えれば日本語化成功です。日本語と英語の切り替えは、g6では漢字キーで変更出来ます(他のキーに設定することも出来ます)。

3.環境設定を行います
16.04ではWifiもプリンターもNGでしたが、18.06では整備されています。
Wifiに接続を切り替え、印刷も
LibreOffice等で文章を印刷出力してみると、cupsプリンターとして認識されます。
今回はここまでです。

Kazunori Fukuma
1st 2019/11/27
2nd スクリーンショット追加 2019/11/28
3rd 誤字修正 2019/12/06
4th一部訂正 2020/04/25
5th コンテンツ間の距離の調整 2021/02/21