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Photoshop Macmini 機種別30bit対応調査

Macmini 2012、2014、2020 M1で Photoshop 30bit接続についての記述です。
Photoshopはカラー深度30bitのモニターを使用すると10億色の表示が可能といわれています(通常は24bitです)。
手持ちのMacminiに(現在2014は現在手元にありませんが)Photoshopをインストールしてのチェックです。
使用ディスプレイは、EIZO CG247 1920x1200 60Hzです。
Macmini ディスプレイ間は、Late 2012と2014はminidisplay portーDisplay port変換ケーブル。Macmini 2020 M1はthunderbolt3ーDisplay port変換ケーブルを使用しました。ケーブル仕様は3840×2160 4K/60Hz Mac用を使用しました。
結果は次の表のとおりです。

世代 OS//CPU/GPU Photoshop Version 30bit表示
Late2012 Catelina/Dual Core i5/Intel HD 4000 V21.2.12 X 写真1
Late2014 Big Sur/Dual Core i7/Intel Iris V21.x X
2020 Big Sur/8Core Apple Si V22.0〜22.1 写真2
2020 同上 V22.2〜V22.5(*)  

写真3

Late 2012のディスプレイ詳細設定をみると、写真1の様に30bit表示にチェックが入っています。しかし、システムレポートを取ると更に下のスクリーンショットの様に24bit深度までとなっており30bit接続はNGの様です。
左:写真1

Late 2012 MacminiのGPUはIntel HD Graphicsですが、VRAMはメインメモリからおすそ分けの1536MBです。
以前のOSではこの容量で30bitになっていたと思いますが、今は駄目なようです。
現在、Adobe社の30bit接続条件がVRAM>2GB以上としており、現在はサポート外になっているのかもしれません。

Late 2014 Macmini のGPUはIntel Irisですが、こちらは24bitまででした。
他のGPUでは可能なのかもしれませんが、、、。

下:スクリーンショット(Late 2012 macmini システムレポートより)
そして、2020 M1についてです。
この機種は、PhoshopのVersion V22.0 からV22.1までは写真2の様に、グラフィックスプロセッサーの詳細すべてにチェックが入っており、多分M1でRosetta動作にすれば30bitは可能と考えられます(下の写真2を参照下さい)。
しかし、M1はカラー深度の表示そのものがありません。30bitはOKだろうと思いますが、これ以上は分かりません。

(下 写真2)Macmini M1 、Photoshop V22.0からV22.1グラフィックプロセッサーの詳細設定のスクリーンショット

M1 Photoshopはその後V22.2以降にVersion が上がりました。22以降はM1 Native対応になりました。
Appleのアーキテクチャーに適合し、体感速度もかなり良好です。
しかし、グラフィックプロセッサーの詳細設定はというと、写真3の様に、Rosettaに比べチェック項目も減り、肝心の30bitディスプレイ項目についてはグレイアウトになっています。
モニターのカラー深度もわかりません。
この状態をどう考えるかですが、V22.1の環境をM1 Native に引き継いでいると考えれば、最新のVersion で各色10bitは確保されているのかもしれません。

(左 写真3)
以上のように、不確かな結果になってしまいました。モアレのあるような画像でもあれば比較できるとは思いますが、実際の写真現像では差は見えません。

Kazunori Fukuma
1st及び一部修正  2021/09/16
2nd スマホ表示幅オーバーによる変更2021/09/17
3rd 段間調整 2021/09/18
4th Intel HDのスクリーンショット追加 2021/09/24
5th 段落再調整 2021/10/02

 

Web用画像の現像とモニターの設定

Web掲載用画像の現像とモニター設定についての記載です。
自環境の紹介にすぎませんが、参考になれば幸いです。
現時点の使用機材やOS Versionは文末を参照下さい。

<写真の保存と管理>
写真は高速撮影以外はRAWで撮っています。
撮ったデータはWindows PCへの保存です。

画像保管用のディスクはWindows PC内のPERC H310 SCSI カードに3TB SATA 7200rpm HDDx2台による3TB RAID1です。マスターは東芝製、ミラーはSeagate製です。写真保管用に使用しますが、東芝製はTV録画用の転用です。注意点としては、2台のHDDは容量と回転数は同じにします。
画像保管RAID1は、撮影の度または1ヶ月に1度位の頻度で、USB外付けHDDに最終バックアップをとります。この最終バックアップはあくまでも保険です。

<現像とレタッチ>
現像はPhotoshop Br(ブリッジ)で画像を選択します。RAWデータはPhptoshop CCのRAW現像ツールで現像します。現像後、PSD形式で保存します。色味補正やレタッチが必要なときはPhotoshop CCの色味補正を使います。

Web掲載画像は、photoshop CCからJPEG形式で書き出します。
(下のスクリーンショットはJPEGで書き出す時の設定画面です)

 

画像サイズは出力先に合わせて設定します。
メタデータは著作権問い合わせ先のみで、その他は設定していません。
Web掲載用の出力色空間はWeb標準色域の「sRGB」にします。
但し、カメラ撮影時の色空間はAdobeRGB(1998)です。
投稿時、Photoshop CCのRAW現像バージョンはCamera RAW 13.0.2です。

次はモニターの話です。
モニターは、Web向けはEIZOのEV2457 Flexscan。カラー設定はsRGBです。色味の補正を伴うときや色かぶりがある時はEIZO CG247を使用します。

画質や細かい表現が必要な場合、Photoshopとモニターの接続は8Bitではなく、10Bi接続です。10Bit、つまりRGBでは30Bit接続です。
Macの場合、PhotoshopCCのパフォーマンス画面は以下になります。Windows もグラフィックボードが異なるだけで同じ設定です。
Photoshopからグラフィックカードを介し30bit(RGB各10bit)対応のモニターとの接続です。
30bitにする時はモニター、グラフィックボード、接続ケーブルが対応している必要があります。
Photoshop以外で30bit対応のソフトもあると思いますが試していませんので分かりません。
Photoshopを使用する時は、Nvidiaなどグラフィックボード固有の設定は外します。

 

デジタル接続は、RGB 各8bitx3=24bit接続では、グラデーションのある背景で階調が破綻することがあります。グレーから黒、夕陽のグラデーションなど30ビット出力にする方が破綻無く無難です。
仕上がりはEizoのモニターについてのコメントですが、FlexscanよりCG247の方が見た目で黒の沈み込みが良いと感じます。人物肌色も優れています。

モニターは少しずつです輝度変化します。
一定期間ごとにキャリブレーションが必要です。
EV2457は使用開始から1000h未満です。今のところ何もしていません。
EV2457はsRGBの色空間で、ブライトネスは60位です。それ以外はデフォルトです。調整でモニターの輝度を上げないことがポイントです。

CG247は輝度設定が出来ますが、ブライトネスは100cd/cm2にしています。色温度、ガンマ、色域もsRGBの規定値です。クリッピングレベル(色域街を表示するかどうか)はオフです。それ以外はデフォルト値です。
CG247は内蔵センサーを搭載しています。1ヶ月1回自動的にハードキャリブレーションしてくれます。i1等のセンサーを使用したColor Navigationによる色域設定は印刷するとき以外は使用していません。

<その他ひとこと>
計算上、デジタル接続は24ビット(RGB 8bitx3)では16,777,216色(1677万色)迄しか表示されませんが、30bitでは表示出来る色数も1,073,741,824色(約10億7千4百万色)と大幅に増えます。デジタルでもより自然な色を求めるなら30bitは必須かもしれません。

デジタル接続は素晴らしい発色です。しかし、往年のブラウン管モニターの様なやわらかい表情は出てきません。さらに、液晶は奥で光っているLEDまはた蛍光灯の光をフィルターを介して見ていることになります。蛍光体が発色し、輝きを伴うブラウン管に比べると、液晶はどうしても色がべたっとしています。黒の沈み込みも足りません(黒がしまるとすべての色が良くなります)。
ちょっとつっこんでしましました。
すみません。昔をしのんでのコメントです。

<使用機材>
カメラ:
EOS1DX に16-35mm f/2.8L、24-105mm F4/L 70-200mm f/2.8L等、、、。
PC:Macmini macOS 10.15.7 Intel Core i5 Dual Core 2.5G 8GBMemory 1TB Fusion Drive
Graphic Card:Intel HD Grafics 4000 1536MHz
現像ソフト:Photoshop CC 22.0.0
Display:①Eizo 24 inch EV2457  MiniDisplay Port to DVI
②Eizo CG247 HDMI to HDMIクロス接続
(Display解像度は2台とも1920x1200です)

PC:T3600 Windows10 (X64)Intel Xeon 8-core 2.7G 32GB Memory 1TB M.2 NVMe 3TB RAID
現像ソフト:Photoshop CC バージョン21.2.4
Graphic Card:Nvidia Quadro 4000 Driver 377.83
Display:①Eizo 24 inch CG247 DVI to DVI
②Eizo 24 inch EV2457  Display Port to Display Portクロス接続

Kazunori Fukuma
1st 2020/11/15
2nd コメント追加 2020/11/16
3rd 誤記訂正 2020/11/22
4th 文章改行調整 2020/12/02
5th デジタル接続の部分加筆 2020/12/13

Mac Mini ( Late2012 ) を10.12から10.13、更に10.14にアップグレード

Mac mini(Late2012)を、macOS Sierra(10.12.6)からmacOS HighSierra(10.13.5)にアップグレードしました。Macは 2.5GHz Intel Core i5 8GHz 1600MHz DDR3です。
OSがアップデートされた直後は多少バグなどが出ることがあり、少し落ち着いてきてからの更新としました。
<Photo Data>2018/06/03 八ヶ岳
Canon EOS-1DX EF24-105mm f/4L IS USM
70mm 1/640 f4 

1.Sierra(10.12)上での問題点
macOS10.12使用時は、PC起動時にセキュリティーソフトESETの定義ファイルを更新と他のの起動プログラムとが干渉することがありましたが、他には問題は起こっていませんでした。

2.10.13アップデート
10.13にアップデートしました。この時にVersion Upが必要になったアプリは、
古すぎてOSアンカバーとなったと思われるOffice 2008とEizo のモニターColorNavigator6、そして再びESETです。
Officeは調べるとVersion後れです。Officeは頻繁に使用しますので、ここはMac用Office2016に入れ換えました。
Eizoのモニターについては最新Versionを入手し、6.4.22.4に更新しました。更新後、写真現像の色味等問題ありりません。

ESETは、Sierra用のVer6.4はHigh Sierraでは全く起動しません。ESET本体プログラムをアンインストールし、Ver6.5に更新し、解決しました。

3.10.14にアップデート
High Sierraは10.12に比べ起動時間が数倍速くなりました(体感的)。 FusionドライブのせいもあるかもしれませんがアカウントPW入力してほぼ直ぐ立ち上がる様になりました。
10.13を10.14にアップデートしました。
全く問題なく、全て正常です。
10.14での起動時間は、Windows10の起動時間に比べると若干遅く感じますが、問題ない範囲です。
OSのアップデートは、そこそこついていく敷かないと思います。

Kazunori Fukuma
1st 2018/06/26
2nd 誤変換などミス訂正 2018/07/11
3rd 最近の動作について追記 2019/19/11

車山から南アルプスを望む 写真

ヘッダーの写真コメントです。
この画像は8年前車山高原山頂で撮影したものです。上が挿入写真、下はその元画像です。

(ヘッダー画像はワイドいっぱいになるように切り取っています)。

元画像のデータは下記です。
<Photo Data>2009/08/23 車山より南アルプスを望む
Canon EOS5D MarkⅡ
EF24-105mm f/4L IS USM
ISO100 75mm 1/200 f10
三脚撮影

写っている山の名前がわかりませんでしたが、2017/07/17再度訪れた際、麓の看板とパンフレットから特定しました。

中央が甲斐駒ヶ岳(2967m)、そのすぐ右の小さなシャープな山が北岳(3193m)、右手が仙丈ヶ岳(3033m)、左は鳳凰山(2840m)ではないかと思います(間違っていたら教えて下さい。)。

車山肩にも立ち寄りました。ニッコウキスゲと南アルプスです。

<Photo Data>2017/07/18
丘一面にニッコウキスゲが咲いていました。
ニッコウキスゲは鹿の食害で、この写真の場所のように保護されている所以外はほとんど咲いていませんでした。上空はグライダーです。
Canon EOS-1D MarkⅣ
EF24-105mm f/4L IS USM
ISO50、24mm 1/500 f/8.0
Avモード撮影

K.Fukuma
1st 2017/07/18
2nd コメント修正と写真の入れ換え 2017/07/19
3rd 誤字訂正 2017/07/20

MacのソフトウェアRAID10をRAID1に移行する

iMacで構築しましたソフトウェアRAID10をMacMiniハードウェアRAID1に移行する記事になります。
IMG_0764
<Photo Data>2015/04/30相鉄9000系Renewal車両
Photo by My Wife、IPhone6 4.15mm Back Camera f2.2、1/1319
、iPhotoでWeb用色温度補正
相模鉄道9000系Yokohama Naby blue Renewal本年3月Debutの新型車両。夜昼別照明や一部本革ボックスシートなど装備しているそうです。

iMacからMacMiniにハードを入れ換えるのに伴い、外付けハードディスク4台で構築してたRAID10のデータをハードウェアRAID1に移行します。

移行先のMacMiniのスペックは、OS X 10.11.4、Intel 2.5GHz Core i5、8GB、HDD500GBです。(2016年10月現在は10.9.5です)

MacのソフトウェアRAIDはOS付属の専用で、ハードウェアを他のPCにはちょっと移せないと判断しました。
そこで、MacMiniに展開するRAIDとして、Mac様として出回っているRATOC SYSTEMS社のRS-EC32-U3RWSでRAID1を展開することにしました。下記はRS-EC32の正面および背面の写真です。
_MG_9703-1_MG_9712-1
RS-EC32はとてもコンパクトです。価格も衝撃的でした。(失礼な言い方で申し訳ありません)。
RAID1の構築は、RS-EC32に3TB HDDを2台装着します。
購入した時に付いてくる添付ディスクからRAIDマネージャーをインストールします。3TBHDDを2台新規購入しMacジャーナリングでフォーマットします。RAID監視マネージャーを起動し、RAID1のボタンを押すことで構築が始まります(詳細は取説に記載されていますので省略致します)。

RAID10のデータは、2台のMacのPC共有でコピーしました。共有とコピーの方法はAppleサポートのMacのデーター移行に従いました。転送容量によりますが、コピー完了までに1.7TBで2日強かかりました。
移行後しばらくは、新規な撮影データをRAID1に保存する都度、RAID10にもパラ転送し平行保存しました。

決して消してしまってはならないDataです。さらなる安全策に3TBの外付けHDDを1台購入し、RAID1に移行したデータのバックアップをしばらくとることにしました。
昨年11月初構築し、現在2016年10月まで略1年全く問題なく運用できており、現在はotherバックアップは撤去しRAID1オンリーとしました。

立ち上げで全く問題が無かったかというと、そうではありません。以下の問題がありました。

 

<RAID1の試行期間中の問題>
①RATOC社のRS-EC32は、MacではOS X 10.9.5までしかRAID監視モニターのSMART情報が見えません。また、HDDが高温動作となってもSMART情報は取得出来ますが、冷却ファンと連動しません。Windowsのみフル制御となっています。
OS X10.9.5ではSMART情報は下記の様な画面で取得出来ます。
スクリーンショット 2016-05-17 6.49.36暑い夏場、温度だけでも把握したいと思います。

②CleanMyMac3とのバッティング
Mac用のクリーナーに上記ソフトをインストールしていました。RAIDマネージャーがCleanMyMac3とコンフリクトしていました。このソフトを起動しますとSMART情報が取得できなくなります。
CleanMyMac3をアンインストールすることで対処しました。

RAID1を写真データのメイン保管先とするため、OS Xを10.11から10.9.5にダウングレードしました、以下はその時のメモです。

<OS Xのダウングレード>

(1)iMacのデータの移行
10.11を10.9にダウングレードします。
余っている外付けHDDを1台用意し、先ずこのHDDにデータを引っ越します。その後、移行先のRAID1にこのHDDをつなぎコピーします。
MacMiniにRAID1を構築します。
RAID10からRAID1へのコピーを共有コピーで行います。

(2)OSのダウングレード
OSのダウングレードは、TimeMachine内のOS X10.9.5のフルバックアップを使用します。

(3)Adobeの機種認証を解除
Adobe社のソフトPhotoshopなどの機器認証を解除しないと、総台数オーバーで新たな機種で使用できなくなります。ソフトがまだ元PCに残っている場合、起動後ヘルプから認証解除します。既にアンインストールしてしまったような場合、Adobeに電話します。電話番号はなかなか見つかりません。過去通話したことがある場合はメモしておくと良いと思います。

(4)OSのダウングレード
①TimeMachineをつなぎMacを再起動します
②再起動すぐさまCommand+Rキーを押し続け、復元システムを起動させます
③復元システムのTimeMachineバックアップの復元を選択します
④ダウングレードのOS X Verを選択します
⑤該当のOS Xがインストールされます

1st 2016/05/17
2nd 蛇足部分誤記訂正 2016/05/18
3rd 文言修正 2016/05/19
4th 内容のアップデート 2016/07/23
5th 一部修正 2016/07/25
6th 現在の状況追加 2016/10/02

K.Fukuma

 

MacでソフトウェアRAID10のハードディスクを交換する

MacのソフトウェアRAID10を使用中です。
外付けハードディスクを4台つないだ構成ですが約1年半稼働しています。ストラクチャーはRAID10、総容量は2TBです(今回のハードディスク(以降HDD)交換後4TBになります。)。
RAID10は、サーバーのバックアップ先であり、また全写真ファイル先としています。

外付けHDDはTV録画用のものを使用しました。コンシューマー画像記録用で耐えられるかということでうが今までデータの消失はありません。

RAID構築当初、降雪による瞬停がありました。この時はさすがにHDD4台中1台がRead不良となりましたが、1台の読み取りエラーがあってもRAID10は続行され、自動復旧ルーチンでHDDを交換すること無く自動リカバリーしました。電気的なトラブルとしてはその後もう一回停電が発生しましたが、この時も不具合は生じていません。
使用しているMacは、iMac Late2009/12、OS X10.9.5。Mac上でMac Serverが動いています。ローカルネットワークサービスのみですので一日の平均稼働時間は約15時間です。

_MG_9341<Photo data>2015/04/02 近くの公園の桜です。この桜は相鉄沿線では最も元気がある桜だと思います。電車のお客様を毎年和ませていると思います。
EOS5DMarkII ISO200 24mm EF24-105mm F/4L IS USM 1/1600 f5.6 

スクリーンショット 2015-05-05 6.28.52

今回、RAID使用領域が前年比3割増加し、故障はしておりませんが、容量の小さいHDDを1台交換することにしました。

交換はさすがにリスクを伴いますので、事前にUSBメモリでプリチェックしました。以下は適当な4個のメモリの交換手順を記録したものです。

<メモリーによるプリチェック>
20150513_192829USBメモリを4in1のUSB HUBにまとめてMacのUSBポートに挿入します(RAID10の設定方法は以前の投稿をご参照下さい)。

スクリーンショット 2015-05-13 19.33.40

 

 

 

 

 

 

 

上はメモリで構成したメモリチェック時のRAID10の初期設定後の状況です。

スクリーンショット 2015-05-13 19.32.40

交換は、強制故障を一つ作ルことから始めます。
①4本のメモリの内1本を故障としHUBから少し引き抜きます。RAID10の管理メニューでは故障相当の「降格」が表示されます。
降格したメモリをマウスで選択します(左のスクリーンショットを参照下さい)。
②次に、中央下のオプションの左にある[]ボタンを押し、次いで右下の「降格」ボタンを押せば「RAIDを降格中」のポップアップが出ます。やがて故障のメモリーを含むミラーリングセットがマウントから消えます(左下のスクリーンショットをを参照下さい)。
スクリーンショット 2015-05-13 19.35.06
③降格したメモリを完全にHUBから抜きます。その後、交換用メモリーを同じ場所にさし込みます。さし込んだメモリーが未フォーマットの場合は、ディスクユーティリティーで「Mac OS X ジャーナリング形式」のフォーマットをします。尚、交換するメモリは、他の3本と識別出来るラベルを貼っておきます。

RAIDタブに切り替え、もう1台メモリーが残っているミラーリングセットを左のウィンドウから探します(左のスクリーンショットを参照下さい)。このミラーリングセットのヘッダーをマウスで選択し、左のウィンドウから新しく交換したUSBメモリーをドラッグして追加します。
以下の様なスクリーンショットになれば成功です。

スクリーンショット 2015-05-13 19.35.22
④交換したメモリーを含むミラーリングセットのヘッダーを選択し、その後中央下オプションの自動再構築ボタンをオンにします。
再度ミラーリングセットのヘッダーを選択し、右下の[再構築]ボタンを押すと再構築が開始されます。
(言葉で書くとこういうことですが難しいです。交換作業を録画するのが一番良いと思いました。)
スクリーンショット 2015-05-13 19.37.24

スクリーンショット 2015-05-13 19.43.47⑤再構築が終了するとメモリの入れ換えが終了します(ハードディスク入れ換えに相当します)。

実際のTB級の再構築時は多分3日程度かかります。

メモリの場合でも、入れ換え前に保存したテストファイルは、再構築後も問題なく保持されているのが確認できました。

さて、新規入れ替え用HDDは、I-O DATA製 HDCA-UT2.0、容量2TB、USB3.0対応、テレビ録画用です。
経験ではHDDを購入される場合、背面に電源AUTOスイッチが付いているものが良いと思います。

さて、実際のHDD交換の場合も以下に記載しておきます。
開始する前には最終保存用RAID10以外のHDDに、現在のバックアップしておくのが良いでしょう。

_MG_9544

<HDD交換例>
HDDの電源モジュールは、4台分を一つのスイッチ付きコンセントタップに集約して取り付けます。外付けHDDはSWレギュレーターのモールドの塊が電源プラグになっていますので、ワンコンセントにつなぐには少し長いコンセントタップが必要です。タップを2個をシリーズにしても構いません。但し、電源のオン、オフは一カ所操作出来るようにします。

HDDの電源オン・オフはルーチンがあります。Macの電源を入れる前にHDDの4台の電源を先にオンにします。スイッチ付きのコンセントタップが便利です。
電源を切るときは逆に、MacをシャットダウンしてからHDDの電源を切ります。

RAID10は、HDDを古い棚に置いただけの造作です。いくらか間を空けて冷却を考慮しています。ボックスの奥側も穴が空いています。
HDDからまとめてつなぐUSB-HUBは電源供給型4in1のものを使用しました。下記の写真の様なものでバッファロー製、USB3.0対応です。ハブの出力はMacに接続します。

_MG_9545

 

Macへの接続は(下の写真参照方)、下から2番目(上からの撮影、横向き画像のため実際はUSBポートの1番目につないでいます。)につないでいます。USBポートはポート毎にスピードが異なります。本例では高速ポートに接続しています。Appleサイトでご確認下さい。

_MG_9546
・HDDの交換は、最初にディスクユーティリティーのRAIDから、交換対象のハードディスクをマウスで選択します。[ー]を押し、更に[降格]ボタンを押し、ミラーリングセットから故障HDDを除去します。
finderに切り替え、当該ディスクをアンマウントします(RAIDは動作中です。絶対に他のUSBケーブルを外さないようにします)。

・新規のHDDの背面電源スイッチを切りにしてから電源とUSBハブになぎます。背面の電源スイッチを入れ再びディスクユーティリティーを起動します。もし「読めないディスクです」の表示が出たら初期化をクリックし、消去タブから「Mac OS拡張(ジャーナリング)形式」でフォーマットをかけます。

・新規HDDにディスク名称を付けて、取り外したミラーリングセットのところに新規HDDをドラッグして組み込みます。ドラッグ後出来るミラーリングセットのヘッダーを選択し、中央下のオプションを自動再構築に設定します(メモリーは32Kまたは64Kどちらでも構いませんが他のミラーリングセットと同じ数値に設定します)。続いて再構築を押します。再構築が終了しRAID10がオンラインとなっていたら成功です。これで新しいディスクも使用可能となります。この間、PCはRAID10の閲覧、編集、書き込みを普通に行っています。

今回の交換で、RAID10 は総容量4TBになりました。本検討はバックアップをとられてから、ご自身の責任でご検討下さい。HDDに分かりやすいネーミングすることと、事前テストは実交換の助けになります。

スクリーンショット 2015-05-15 9.44.59

1st 2015/05/15
2nd 2015/05/17 文言追加
3rd 2015/05/20 誤記訂正
4th 2015/06/17 追記
5th 2015/08/03 文章整理
2015/09/11 文章加筆訂正
2016/10/03 追記
K.Fukuma

 

プリントの色を合わせる(その4カラーチャート)


モニターと印刷結果は出来るだけ合っているのにこしたことはありません。今回はプリントの色を合わせる(1)で使用しました色温度5000Kのランプ二本を用いて、照明ランプの差を確認しました。

_MG_7568
<Photo Data>2014/03/26 五十猛海岸(天候は雨)
EOS5DMarkII EF24-105mm f/L IS USM 1/400、f/4.0

<Photo Data>2014/11/27 五十猛海岸 向かいの山肌に夕陽
(上記と同じ場所でズームは標準、アングルは若干異なっていますEOS5DMarkII 24-105mm f/4L IS USM 1/125 f13 47mm

_MG_9189

 

 

<Photo Data>2015/03/24 風の強い日の五十猛海岸(上の2枚と同じ場所です) EOS5DMarkII EF24-105mm f/4L IS USM 1/160 f/14_MG_0608

<Photo Data>2015/11/23
五十猛海岸(今回は少し拡大し過ぎましたが同じ場所です)
EOS5DMarkII EF24-105mm f/4L IS USM 1/1000 f4.0
季節や天候の影響もあると思います。海は色んな表情を見せてくれます。
このショットはEIZOのColor Edge、5000K、γ=2.2、輝度=80cd(写真印刷用プロファイル)での現像です。

風景の現像は殆どiMac本体のディスプレイのモニターで問題ありませんが、肌色などの微妙な色を出す時はハードキャリブレーション出来る写真現像モニターの方が現像の追い込みが簡単です。

さて、照明をどちらも5000Kで、東芝高演色LED(Ra90)LDA6N-D-H-E17のものとパナソニック パルックボールナチュラルカラーEFD10EN/7/E17H2(演色性はスペック無し)を比較してみました。
カラーチャートを昼光下で撮影し印刷した後、各照明下でのカラーチャートを比較しました。(下記)。

結論としては、印刷時に使用するランプはRGBの発色という点では見た目では差がありませんでした。ただし、厳密にはパナソニック蛍光ランプの方がが色温度が少し低く出ます(色温度差で△300度)が、昼光色、5000Kなら殆ど同じように使用できると考えられます。

<Photo>パナパルックボールナチュラル色光源下で忠実設定で撮影

_MG_8167-7
<Photo>東芝LED高演色Ra90光源下で忠実設定で撮影

_MG_8168-7

 

 

 

RGB(下のマス、下から2段目)、グレー(同1段目)、色温度の肌色(上のマス、上から2段目)、風景(同上のマス3段目)です。RGBは殆ど同じ様に見えますが、肌色、風景のマスにわずかですが差が出ています。

同じ5000Kのランプでも入手可能なら演色性が高いランプのものがおすすめです。

2014/08/19
2nd 修正 2014/08/20
3rd Photo追加 2014/11/27
4th 一部修正 2015/09/25
5th 最近の写真追加とコメント追加 2015/11/26
6th 題目変更と部分訂正 2017/07/24
K.Fukuma

大雪でMac写真保管用RAID10が停電障害するも自動で復旧

先月(2014年2月)、ここ海老名は何十年ぶりかの大雪となりました。積雪は多いところで30cm位で湿った重い雪でした。この積雪が架線を押し下げ、数分間の停電と瞬き停電が生じました。停電はすぐ回復したものの、その後インターネットがつながらなくなってしまいました。

翌朝、NTTに電話サポート電話をかけても電話が集中していてなかなかつながりません。お昼前になってようやくコールセンターとコネクトできました。ネットがつながらなくなったのは、光ルーターが飛んだことが現任でした。停電で設定が飛んでしまった様です。

_MG_7386

<PhotoData>2014/03/15東名海老名サービスエリア付近の公園からダイヤモンド富士を狙うも富士山は厚い雲でNG。
反対方向に上がってきた樹木の隙間の月の撮影です。満月にはちょっと未達でした(満月は3月17日)。
EOS5DMarkII EF70-200mm f2.8L IS II USM +1.4x Extender(280mm) 1/60 f18

NTTは修復しましたが大変です。データや写真を保管しているMacソフトウェアRAID10のHDDのインジケーターがおかしな点灯をしています。「データ消失か!」と心配しましたが、おそるおそるディスクユーティリティーで覗いてみますと、読めなくなったHDDは4台中1台で他の3台は問題ありませんでした。おかしなランプ点滅はシステムがRAID10の構成HDDエラーを自動復旧を行っている点滅でした。RAID10としてオンラインで認識され、復旧中でも新たなRead・Writeを正常に行うことが出来ました。

故障したHDD1台については、設定時、個別にHDDがダウンしたときは自動再構築復旧に設定しておくことが必要で、その様に設定していました。

結局、故障した1台の復旧処理は3日かかりました。

raid降格

左の写真は1台のHDDが再構築に入った際の状況を示しています。NGのHDDはAppleのOSX上での日本語定義は「降格」となっていました
ビジネスの世界の降格とは
厳しい言葉ですが、だめなモノはだめです。

 

スクリーンショット 2014-02-25 6.18.06
故障したHDD 、ネーミング「disk4s」は、瞬停などの電源のラッシュカレントに弱い様です。
故障しなかった3台は背面にPC連動のAUTOの電源SWがついているTypeでした。
自分の使用しているHDDは市場最安のTV録画用です。4台でカバーしながら民生用でも安心して使用できるかも構築のポイントです。
その中でも、RAIDとしては背面にAUTO電源SWが付いているものが良いといえます。
いずれにしてもRAID10システムは重要なデーターの保護に成功しました。

他にダメージがないかどうか復活後168H連続通電をかけ、その後は昼間通電(約12H)、夜間OFFを約1ヶ月間繰り返しましたが問題はありませんでした。しかし今回はダウンしたHDDが1台でよかったもののこういったトラブルによる故障は一気に複数台ということも考えられます。データー保管の安全度を高めるために電源のバックアップが必要と感じています。

2014/11となり、RAID10はその後も正常稼働を続け構築後約8ヶ月経過しました。
注意事項として、Macが起動されていて、4台のRAID HDDは通電中は電源プラグやUSBケーブルを抜くのは禁止事項です。停電と同じ状態になります。

また、ソフトウェアRAIDの起動と停止方法は、4台のHDDの電源はSW付きの電源コンセントに 4台まとめてつなぎます。起動するときはコンセントのSWを使用し4台まとめて起動します。次いでMacのメイン電源を入れ、ログイン後RAIDが動き始めます。
電源オフは、先ずMacをログオフさせます。次いで、Macの電源が完全に停止してからコンセントのSWで4台まとめて電源を切ります。

下記は普及後のRAIDオンライン状態を示しています。

尚、本投稿のパーマリンクを今回変更致しました。リンクされておられる方々には、大変申し訳ございません。

また、自分は一般投稿のパーマリンクをほぼ全部英語記述やp=?では無く、タイトルと同じ内容の日本語記述にしています。どこにリンクしているか瞬時には読み取れないという欠点はありますが、日本語でサーチした時はこの方がヒットすると自分的に考えております。

1st 2014/03/21
2nd 文言一部修正 2014/04/03 K.Fukuma
3rd文章修正 2014/11/19 K.Fukuma
4th 文書整理とパーマリンク変更 2016/10/14

スクリーンショット 2014-02-26 8.11.31

 

Macで写真ファイル保管用にRAID10にチャレンジ!

MacでソフトウェアRAID10を組みます。

_MG_6836_2従来の写真データ保存は、写真カテゴリーのページで一度紹介しました外付けHDD(以下ハードディスク)を3台使用したミラーと追加コピー型の保管システムを使っていました。

今回、2TBのUSB外付けHDDを1台購入し、MacOS Xのディスクユーティリティーを使用したソフトウェアRAID10を構築しました。

RAID 10は、4台の外付けHDDが必要です。今回使用したのは2TBx3台、もう1台は2TBが準備できなく1TBの構成です。RAID10の総容量は1台が1TBのため最大2TBとなります。

<Photo data>近場の公園で落ち葉のクッションで遊ぶ子供たち
EOS5D MarkII EF100mm f/2.8L Macro IS USM 1/1000 f2.8

<RAID10の作成手順>

raid10sys

①  先ず現在データが入ったHDDは消してしまわないように別の所に置いておきます。

② 4台のUSB外付けHDDを4in1のUSBハブにつないで、ハブの出力をMacのUSBポートにつなぎます。

③Macの電源が入った状態で、Finderから4台のUSB HDDが認識できればOKです。もし認識できていないHDDがあれば、「Mac OS拡張(ジャーナリング)」にフォーマットします。フォーマットは、「Launchpad」の「その他」または「アプリケーション」の「ユーティリティー」の中の「ディスクユーティリティー」で行います。

④次にディスクユーティリティーを起動し、先ず現在つないでいるHDDが見えましたら、いよいよ作業に入ります。

⑤ 最初はミラーリングセットを作ります。4台中1台目のHDDをディスクユーティリティーの左のウィンドウで選択します。そのままウィンドウ右上のRAIDタブを選択します。

⑥  ウィンドウ下部オプションの左にある[]を押すと、「名称未設定のRAIDセットX ミラーリング」がウィンドウに登録されます。これを選択し、このセット名を例えば「RAIDセット1」などに名前を変更します。フォーマット欄は「Mac OS拡張(ジャーナリング)」を選択します。

⑦「RAIDセット1」を選択し、左のウィンドウから4台中1台目のディスクを選択して「RAIDセット1」直下にドラッグします。  ミラーリングセット1にDisk#1として登録されます。次いで2番目のディスクを更にその下にドラッグしてきます。「RAIDセット1」にDisk#1、Disk#2の2台のHDDが取り込まれます。

⑧  「RAIDセット1」を選択して、下部にあるオプションをあけ、ブロックサイズを「64K」にします(32Kでも問題ありません)。HDDが故障した際、自動で再構築をする場合は「ミラーセット自動構築」にします(HDD交換時に手動構築する場合はチェックしません)。

⑨ 同様に下部の[]を押します。「名称未定のRAIDセットxx」ミラーリングセット2となり、先ほど名称を「RAIDセット1」としましたので、今度は「RAIDセット2」にします。次に、左のウィンドウより3番目のHDDをドラッグしてDisk#3を、続いて4番目のHDDをドラッグしてDisk#4を作ります。RAIDセット2のオプションも同じように64K、自動再構築とします。

⑩ 更に[]きーを押します。ミラーリングの3セット目が登録されます。上部のタイプ変更ボックスで、この3セット目を「ミラーリングタイプ」から「ストライプタイプ」に切り替えます。オプションのブロックサイズをRAIDセット1、RAIDセット2のミラーリングセットと同じ例えば64Kに設定します。更に、3セット目のストライプセットの名前を、例えば「RAID10」の様に変更します。この3セット目の名称が、構築後Macのfinderに表示されます。

⑪ 次に、ミラーリングセット1(RAIDセット1)をストライプセット(RAID10)にドラッグします(RAIDセットの名称の所にドラッグします)。続けてミラーリングセット2(RAIDセット2)もストライプセット(RAID10)にドラッグします。

⑫  これで、ストライプセットに2つのミラーリングセットが構成されればOKです。この後、最終作業ですが、右下の「作成」を押します。RAID10として初期化が始まります。設定が終わりマウントされるのを待ちます。HDDはフォーマットされ、下の図のようなRAIDセットとして見えるようになります。

⑬  ディスクユーティリティーを閉じて終わります。

FinderにTRAID10として見えれば成功です。適当なファイルを書き込んでみみます。単一のHDDに比べてRAID10は分散書き込みのため、処理速度は上がります。安全度はペアによりますが最大2台の故障まで復旧することになっています(過信はいけませんが)。HDDがマウントされた状態は以下の様になります。

スクリーンショット 2014-02-03 18.21.48

 

PCに接続するUSB HUBは信頼性を確保するため電源補給型ののものとしました。
また、HUBの速度はUSB3.0対応のものとしましたが、実際はPCのポートが2.0のため、3.0の速度は出ません。でもUSB1.0などの遅いHUB経由とすると極端にスピードが落ちてしまいますので、将来を考えて3.0を選択するのが良いと思います。またMac側のUSBポートは、速度の速いポートと遅いポートがあります。Macの年式別ハード説明のサイトで確認できます。

最後に、RAID10のケーブル周りなどを整理し、ダミーコピーや転送などテストして問題なければ、一次避難していた写真ファイルをRAID10に移します。戻し方はフルコピーを使い使いました。データをCOMAMAND+Aでコピーします。コピーは、1TBで1-2日位かかると思われます。HDDとMacの温度に気をつけて構築を進めます。

RAID10についてはアップルのサイトに記載がありますので参照されると良いと思います。RAIDのドラッグによる操作は迷います。もしUSBメモリが4本あれば、ストライプとミラーリングのドラッグなどテストされると良いと思います。4台のHDDを、必ず連続番号にして、どれが#1か#2か分かるようにしておくと良いでしょう(自分はラベルを貼りました)。

RAID10は安全度の高い構成ですので、これ以上の常時バックアップはしていません。まだ停電時の不安があり、万が一に備えて1回/月など定期的なバックアップはとっていた方がよいと考えています。

最後に、もしRAID10システムにチャレンジされる場合は、必ず自己責任にて作成をお願い致します。

Mac OSX、OSX ServerのOSX RAIDの制限と対応状況、損傷時の修復などアップルの別の情報がありましたので追記致します。尚、構築後〜16H/日通電=運転で本日で丁度2週間経過し良好です。

(昨年停電でHDD1台が読み取りエラーとなりましたが、自動復旧しました。データは問題なく保持されています。それから1年3ヶ月経っていますがノートラブルです。2015/05時点の追記。)

今回構築したRAIDの構成
セット名 :RAID10
種類   :ストライプ化されたRAIDセット
バ^ジョン:AppleRAIDバージョン2.0
総容量  :1999.7GB
スライス数:2

 

IMG_1741_1

<Photo data>2009/07/11 小田急のロマンスカー Vault Super Express(VSE50000形)
EOS5D MarkII Ef70-200mm f/4L IS USM 1/500 f4.0

1st 2014/02/04
一部追加 2014/02/17
3rd文章修正 2014/11/20
4th 追記と一部修正2015/05/13

K.Fukuma

 

 

写真データの容量増加対策と現像の質の向上

写真データ(ファイル)の管理はどのようにされていますか?
IMG_6090_1撮った写真の99%、時には100%が没写真になります。しかし、ピンぼけ以外は消せず保管容量はどんどん増えていきます。
本稿その1は、写真ファイルの外付けHDDへの保管先変更です。

2009年にデジタル写真ファイルの容量は320GBを超えました。LAN型の1TB外付けハードディスクを購入。PC内のHDDから引っ越しました。
しかしLANタイプのハードディスクはファイルアクセスが遅く結局新たに高速のもので容量を確保することに。

<Photo data> 2011/01/03 目久尻川沿い遊歩道にて
「鷺」でしょうか
写真はセンタリングしています

EOS7D EF300mm f/4L IS USM 1/3200 f5.6

店頭のUSB HDDが安くなってきましたが、外付けHDDに安心して写真保管できるかが不安です。かといって、1TBを超えるCloudの利用もまだ時期尚早の感じです。
内蔵HDDも外付けも同じ仕様という見立てで、2TBの外付けUSB HDDを購入し保存先としてやってみることにしました。メインHDDを決め、そのバックアップを二重化(二台化)して保険をかけます。

1台目のバックアップ機はOldファイルを残す追加型バックアップ方式とし、週一回自動でバックアップさせます。もう1台も週1のタイミングで、メインHDDをミラー同期させます。
二台のバックアップは時間シフトで運用します。例えば追加型が月曜日ならミラーは木曜日という具合です。合計台数は、2TBx3台になりました。総容量は6TBですが、実容量は最大で2TBしかとれません。

この方式は、時間型のソフトウェアRAIDになるよう構築してみました。
写真ファイルやフィルダーをメインHDDで誤って消してしまっても、追加型HDD、同期型HDDいずれからでも復活させることができます
HDD自体が故障したときも同時2台まで条件付きで復活可能です。この方式は同時コピーではありませんが、考え方としてはRAID 1 + 1 ストライプの変形でしょうか。動作はMacでSyncアプリを使って処理しています。

本稿その2は、PCを含めた外付けディスクとモニターの電源環境を良質なものに変更し、保存安定性に加えて、現像画像のノイズを出来るだけ除くことにしました。
これらの安定性を増すため以下の三つの対策をしました。

①一つ目は、外付けHDDはSWレギュレータ型の専用電源付きのものとしました。
②二つ目は、HDDへの外部からの流入ノイズ出来るだけ押さえることにしました。
③三つ目は、機器の寿命を長くさせるために電源電圧の適正化です。

自宅のAC100Vは終日106から107Vと高電圧です(このため別な話ですがオーディオも元気です。オーディオが元気というのは頂けません。)。東電に測定して頂きましたが規格いっぱいで問題なしということで対応して頂けませんでした。
今回は外付けHDDへの移行段階のため、テスト的に外付けHDDを含むPCの電源ラインを100V:100Vのアイソレーショントランスを入れました。アイソレーショントランスは、PCへのノイズを抑制するほかPCからのノイズ放出を防ぐほか、供給電圧を100V近くに下げます。
使用したトランスはEI型、1KVAの容量のものです(オーディオ元気の対策は音の対策であり別途ご紹介致します)。

アイソレーション電源はバラック配線です。下の写真を参照下さい。負荷時一次側107V:二次側100Vになります。PCとLAN、Printer、外付けHDDなどパソコン関連のデジタル機器全てにパラ接続します。PC周りの照明以外はこのトランスから電源を供給します。

_MG_6640_1このアイソレーショントランスをはさむことで、従前気になっていた写真のエッジのギザギザが少しですが減少した印象です。Macの21インチのモニターの画像はなめらかになった感じです。写真細部も落ち着きが見られます。
EIZOの写真現像様モニターも、このトランス内接続に移すことにしました。

この形で、外付けHDDで写真画像の主保管とバックアップx2台とする形で、簡易型ですが略1年経っていますが動作も安定しています。アイソレーショントランスも半年経過し、こちらも安定動作中です。
写真等の大容量HDDは、Macの最新OSで動くものが少ないことから、こうした展開にしました。
アイソレーショントランスの挿入は、テスト用として使用しましたが、モニター波形に効果があるようです。
このトランスはバラックのため、2015年からPCへの電源供給は、1KVAのインバーター型100V電源KOJO Arayに変更しています。
PCオーディオのPC電源のノイズ抑制とPCからピュアオーディオ系へのノイズ受けを避けること、そして現像時のモニター画像のエッジの削減です。
拡大写真がうまくとれていませんので掲載できていませんが、現像時のドットノイズが削減され、エッジも柔らかくなっているのではと感じています。

電源構成は下記の簡易的な表現ですが、ピュアオーディオ(200V系)へのPCとその周辺機器(100V系)からのノイズレシーブを遮断することと、PC系の中でのクリアな画像を出来るだけ実現させたいということが狙いです。

200V           100V
↓             ↓
<ピュアオーディオ電源>:<アイソレーショントランス><ジェネレーター型クリーン電源><PCおよびディスプレイ、外付けHDD>

1st 2014/01/23
2nd修正 2014/02/02
3rd修正 2014/03/19
4th 最近のPCへの電源供給について追記 2016/07/24

K.Fukuma