この記事はパワーアンプの200V電源化についてです。
太陽光発電の影響で、100Vへの降圧トランスがDCを被ってしまいました。トランスのレギュレーションが低下しました。しばらく標準の100Vで聴いていました。

トランスの消磁を時間をかけて行いレギュレーションも徐々に回復して来ました。
先日、再びAC200Vに戻しました。
久しぶりの200Vの音が復活。
やはり200Vいいなと感じます。

アナログオーディオは、アキュフェーズ プリアンプC2820、パワーアンプはA-45x2台のDual Mono構成(いわゆるバイアンプです)です。A-45はもう古くなってきましたが故障もなく、鮮度の高い音は健在で、だんだん良くなってきている様な気がします。
しかし、Dual Monoにしたのは、A-45 1台ではここといった時の音の出方が不足していると感じたからです。

100Vを200Vにしたことで、アンプ1台のパワーに余裕が出来たためでしょう。音圧がかなり向上しました。
比較視聴は次のもので行いました。
使用コンテンツはレコードです(AmazonのURLですが)。

このレコードはとりわけバイオリン音がきらびやかです。
しかし、背景の静かさや音の拡がりは100Vと聴き比べ、さほど良くなったようには感じませんでした。
今回、200V引き込みケーブルシールドを電源シャーシまで持ってきてトランス入力側で切り離す対策をしました。使用ケーブルはフジクラのCV-S 3.5sq×3芯です。
これらの対策は効いていますが音圧のほうがより強く感じたのだと思います。

音圧について視聴したコンテンツは次のものです(CDです)。
綾戸智絵ベストⅡ

結局、パワーに余裕をもたせることが一番だと考えました。S/N対策は優位性がないままでしたは、電源の接地線はアンプ側にできるだけ引きこまないのは正しいと思っています。

Kazunori Fukuma